サントリーがサーモスと共同開発した、専用ポーションを利用した新しいマイボトルシステム「drop(ドロップ)」のブロガーイベントに参加しました。そのレポートをお届けします!
実はこの「drop」は正式発売は未だということで、実際に使えるのを楽しみにしていたのです。仕事場にもマイボトルを持っていく生活をしていますので。
まずはパッケージから。
ちょっと欧州ぽいイメージのデザインでしょうか。とてもオシャレな雰囲気です。
「新しいマイボトルシステムってなんだ!?」と思われるかもしれませんが、要はサーモスの開発したマイボトルで、サントリーが開発した専用ポーションのドリンクを飲もう、というものなのです。
こちらが12種類の専用ポーションです。まずは、この12種類から発売予定だそうですが、コーヒー系、お茶系、フルーツ系とバラエティーに富んでいます。
気になる価格ですが「drop」本体は1,980円、専用ポーションは90円です。いずれも10月下旬から、一都三県のセブンイレブンで発売開始予定です。
(都内のいくつかのセブンイレブンでは先行販売されている店舗があるようで、ミッドタウンにあったという目撃情報も)
ここ数年、みんなの意識が変わっているのか、マイボトルを持ち歩く人が増えていますよね。よく見かけます。
ぼくも仕事場にはマイボトルに自宅で作った麦茶を持参するようにしています。節約のためが大きいですけど、ずっと冷たい/温かいをキープできるのが嬉しいんですよね。
サントリーとしては、ペットボトルで色々なところに持ち歩くスタイルが生まれたけれどどうしてもぬるくなる、ということがあり、本来の美味しさを堪能してもらうために、ステンレスボトルに着目したそうです。
ですから、非常に味わいや香りにこだわっているそうですよ。というお話を聞いて、期待に胸が高鳴ります。ドキンドキン!
何はともあれ、自分で作って飲んでみましょう、ということで、モニター用で使わせて頂けるボトルを開封します。
パカン。今日のために、既に水ですすいで下さっているそうです。
おおー。真っ白。
この真っ白を出すのも、難しいそうです。最初は色を悩んだものの、白い皿は料理が美味しく見える、ということで、美味しく飲んで貰うために白をチョイスしたそうです。
会場では女性からピンクが必須という声も出たようですが、カラーバリエーションに関しては今後に期待というところですね。
蓋を開けたところ。一周で蓋が開きます。あまりにも簡単に開くので水漏れを心配した人もいましたが、バッチリ大丈夫だそうです。
ちなみに、もう一段階、中ぶた(?)の部分が取れ、洗いやすくなっておりますよ。
続いて、ポーションを開けます。
初めてに選んだのは「焦がしキャラメルコーヒー」です。
ピリリとラッピングを剥がすと、黒い本体が登場します。劣化を防ぐ意味での黒でもあるそうですが、中が見えないことで想像して欲しい、という思いもあるそうです。
ポーションのセットの仕方がユニークです。
ここに‥‥
こうやって‥‥
こう!
そして「drop」の特徴でもあるハンドル部分に注目です。
パーツを押すとカチリと外れ、ハンドルが持ち上がります。
そのままポーションのところまで持ち上げ、プシャー!
都合、3回くらい‥‥
プシャー!
プシャー!
いい具合にポーションの容器が潰れます。
潰しても、変なところからは液体が漏れないようになっているそうです。
この口の部分からだけ、液体が飛び出すようになっています。
この、プシャーと液体を絞り出す作業にも意味がありまして、もともと香り高く作られた製品ではあるのですが、プシャーと噴霧することで、より香りが高くなるのだそうです!
確かに、この時点でキャラメルの良い香りが漂ってきました!
水またはお湯は、この黄色いタブのあたりまで入れると良いそうです。南アルプス天然水を注いでみましたよ。
はい、完成です。
顔を近づけてみると、噂に違わぬ良い香りがします。本当に香り凄い。味の方はというと、ちょっと好みとしては水を入れすぎてしまいました。ちょっと薄め。ただし、これは次回から自分で調整できるのも「drop」の良さでもあります。
そして、この後は、会場に用意された12種類のポーションを飲みまくりました。
ホットかアイスかでいうと、やはりホットの方がより香りが高くなるのかな、と思いました。アイスの場合は、思い切って氷も入れちゃった方がキリリと冷えて美味しいカモ。
コーヒー系、お茶系の香りの高さにも驚いたのですが、フルーツ系ポーションのホットがあまりにも美味くて、それに驚きました!
特にホットオレンジ。甘さが引き立って、まさかオレンジジュースをホットにして飲むなんて思いもしなかったんですけど、これは大発見でした。美味しい!
他のフルーツ系でいうと、とろ梅とアセロラもありまして、こちらもホッとひと息つける味でした。
「drop」の使い方はこちらの動画も参考にして下さい。
350ml缶くらいのサイズですが、ひらくPCバッグにもジャストフィットしたことは申し添えておきたいと思います。
この後、開発に携わった方も交え、各テーブルで意見交換が行なわれました。気になった点などをメモっていたので、それをまとめて紹介しますね。
・牛乳もOK
・炭酸は蓋をしなければOK
・加糖/無糖のポーションはカロリー表示している
・本体カラーバリエーションは今後の検討
・ホットでもアイスでもいいようにパッケージデザインは素材を活かしている
・ネット通販は早い段階で考えたい
・今回のボトルは持ち運びより美味しく楽しんでもらうことに重点を置いている(調査によるとマグを置きっ放しにしている人がおり置きマグを想定している)
・もちろん持ち運んでもいいように完全止水にはなっている
モニターとして帰宅してから2日ほど「drop」を使っているのですが、仕事場との行き帰りにはハンドルを持ってブラブラ出かけています。うむ、悪くない。むしろ、良い。
専用ポーションも、お茶系を飲んでいますが、やっぱり美味しいです。香りも楽しめるので、なんだか癒されます。そしてさすがサーモス、3〜4時間くらいは適温で飲み物が楽しめます。
飲む時にボトルを持つのも、意外にこのハンドルが便利だったりするんですよね。ジョッキ感覚です。
少しだけ気になったのは、蓋を開ける時に中ぶた?まで一緒に開いてしまうことがあることと、やはり専用ポーションの90円という価格でしょうか。
「drop」に家で淹れたお茶を入れても良い訳ですけど、やっぱりこの香りも楽しみたくなるので、普及してきたらもう少し安くなるといいなー、なんて思います。もしくは安くなるまとめ買いとか?
ポーション自体はペットボトルのような大量生産ではなく、もう少し色々な味にチャレンジできるというお話もありましたので、季節限定ポーション、地域限定ポーションのようなものも楽しいと思いますし、何より「drop」のあるライフスタイルが面白いと思いますので、個人的には使い続けたいと思っています!
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