焼肉「ロース」実は「モモ肉」のこともあったらしい‥‥

モモ肉を「ロース」…焼肉業界に慣行見直し要求という記事より。

焼き肉店がメニューに「モモ」肉などを「ロース」と表示して客に提供しているとして、消費者庁は7日、景品表示法に基づき、業界団体に表示の見直しなどを求めた。

えっえっ?

「モモ肉」が「ロース」ですって!?

モモ肉は、背中の部位を指す「ロース」と肉質が似ているため、一般の人には見分けがつかないという。業界では「長年の慣行だった」としている。

えー、似ているからって別の表示をされていたら、ちょっと困ってしまいますよねぇ。

次のようにコメントする焼肉店経営者も。

「赤身が多いと部位にこだわらず『ロース』、脂が乗った肉は『カルビ』として客に出すのが、業界の慣行になっていた」

赤身だったら「ロース」で、脂が乗っていれば「カルビ」というのも、すごい分類です。

消費者庁が今年、焼き肉チェーンや個人営業の複数の店を調べたところ、ロースとして販売している肉が、モモ肉やその他の部位の赤身を使用していたことが判明。本物のロースは、「上ロース」として売るケースが多かった。

昔は焼肉の部位にこだわるということがなかったのかもしれませんね。赤身か脂が乗っているか、くらいで。それがそのまま、業界の慣行になってしまった、と。

それにしても、正しい「ロース」が「上ロース」というのもすごい話ですが。

今後は「モモ」と「ロース」が、正しく表示されることになるのですね。焼肉店によっては「ロース」が値上げ、ということになる‥‥のですね。

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