吉野家80円値下げ 牛丼デフレ戦争参戦という記事より。
デフレを背景にした「牛丼安値戦争」に、老舗チェーン「吉野家」も、ついに参戦することになった。来年1月中旬、創業111周年にちなみ、期間限定で「牛丼80円引きキャンペーン」を実施する。
「吉野家」が牛丼値下げに踏み切ることが明らかになりました。既に「すき家」「松屋」が値下げをしてましたが、ついに「吉野家」も参戦です。
創業111周年にちなみ2010年1月11日より、期間限定で「牛丼80円引きキャンペーン」を実施するということです。
一部店舗をのぞく全国の吉野家で、牛丼と牛皿のそれぞれ並、大盛、特盛、牛鮭定食などに関し、定価の80円引きで販売する。
これにより、
・牛丼並が380円→300円
・牛丼大盛が480円→400円
・牛鮭定食が530円→450円
などになります。380円と300円では、随分と印象が変わりますね。
外食大手ゼンショーが運営する牛丼チェーン「すき家」が、牛丼価格の40~50円値下げに踏み切った。牛丼並の価格は330円から280円になり、大手チェーンで最安値に。「松屋」を運営する松屋フーズも3日から「牛めし並」の通常価格を380円から320円に下げたばかりだ。
「吉野家」も最安値とまではいきませんが「すき家」に迫る価格になっています。
「他チェーンの影響はゼロとはいえないが、さほどの影響はない。それほど意識もしていない。むしろ、マクドナルドやコンビニが価格を変えた場合のほうが、強い影響がある」と「吉野家」ではコメントしています。
牛丼屋さんが接近している、という立地もそれほど多くないでしょうしね。「そもそも郊外型の『すき家』と駅前などに多い『吉野家』さんでは、店の立地が違うので、競合はない」と「すき家」でもコメントしています。