キリン3年ぶりに首位!第三のビールが追い風という記事より。
ビール大手5社が10日発表した今年上半期(1~6月)の発泡酒と「第三のビール」を含むビール類の出荷量によると、第三のビールが好調だったキリンビールの市場占有率(シェア)が37・5%で、アサヒビールの36・9%を上回り、半期ベースとして3年ぶりに首位となった。
半期ベースとなりますが、キリンビールが3年ぶりにビール類の出荷量で首位に立ちました。
1位 キリン 37.5%
2位 アサヒ 36.9%
3位 サントリー 12.7%
4位 サッポロ 12.1%
5位 オリオン 0.8%
年間ではアサヒビールが8年連続の首位ということですが、発泡酒や第3のビールの売れ行き次第で分からなくなってきましたね。
第三のビールでシェア首位の「のどごし<生>」や麦芽100%に一新した「一番搾り生ビール」が伸びた。
ふむふむ。キリンは、発泡酒と第3のビールでシェア1位の定番商品を持っているのだそうです。それは強いですね。
経営統合がニュースになったキリンとサントリーですが、実現すると実に50.2%のシェアを獲得することになります。
「(第三のビールへの)シフトは想像以上だ。戦力を強化しないとこのままでは厳しい」とアサヒビールの社長がコメントしていますが、もしかするとサッポロと‥‥なんてこともあるのでしょうか?
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5社の出荷量の合計は0・2%増の2億1724万ケースと3年ぶりにプラスになった。消費者の節約志向で第三のビールの出荷量が27・4%増えた。4~6月の出荷量は3・2%増の1億2594万ケースと好調だった。
ビール類市場におけるビールの構成比は今年上半期に49・1%と半期ベースで初めて50%を割り込んだ。
キリンの出荷量は、前年同期比2・5%増の8146万ケース(1ケースは大瓶20本分)。第三のビールでシェア首位の「のどごし〈生〉」や麦芽100%に一新した「一番搾り生ビール」が伸びた。