TVで人気化「青酎」、島民にも遠い存在に…青ヶ島というニュース。
人口約200人、日本で最も小さい自治体である伊豆諸島の東京都青ヶ島村が、焼酎ブームの波にほんろうされている。伝統の芋焼酎「青酎(あおちゅう)」の人気に火がついたまでは良かったが、そのあおりで島民の手には入りにくくなり、「島酒なのに、遠い存在になった」との嘆きも聞かれる。
テレビや焼酎で幻の焼酎して紹介され、「青酎」が大人気になっているそうです。もともと島の家庭で作られており”一種の密造酒”のようなもので、島外では飲むことができなかったんだそうです。1984年に島民による「青ヶ島酒造合資会社」が設立され、毎月数百本ほどが出荷されるようになったんだとか。
島で採れるサツマイモに麦こうじを加え、「野性味のある味わいとコク」が売り文句だ。
むむ、飲んでみたい。幻と言われると飲んでみたい。しかし、そのブームの煽りをくって、島酒だった「青酎を飲んでいるのは、島外の人と造っている人だけ。島酒が生活から離れていくのは寂しい」という事態になっているそうです。「売れるのはいいが、たくさんは造れないから困っている。そろそろ、放っておいてほしい」という製造元も。
なかなか出荷量は増やせないようなのですが、楽天市場で検索したら出てきましたよ。確かに「在庫無し」になっている店が多いですが、手に入れられるところもあります。700mlで2,700円くらい、1.8lで5,000円強といったところです。
▼青ヶ島焼酎 青酎 (麦・さつま芋 本格焼酎)35% 720ml
▼35% 青酎 1800ml
▼青酎(あおちゅう)35度 700ml
▼青酎 いも焼酎 35度 700ml
▼青酎 いも焼酎 35度 1800ml
▼青酎 700ml
「青酎」は江戸末期、約68キロ北にある八丈島の流人が青ヶ島に伝えたとされる。1周9・4キロの島は、高さ200―50メートルの断崖(だんがい)絶壁に囲まれており、冬になると、強風で外部との交通が1か月以上閉ざされることも度々だった。そんな時に島民がたしなんできたのが青酎だった。
【●】青ヶ島の旅行は【青ヶ島観光】アクセス(ヘリ)・焼酎(青酎)・民宿・旅費についてという記事を書いていますのでご覧ください!