気絶するほど美味いって書きましたけど、決して大げさではなく、本当に「(ひとくち食べて)あ〜美味い〜(瞑想からの意識消失)」くらいの感じでとんでもなく美味だったんですよ!
四川料理の老舗、三代目の陳建太郎さんが腕を振るう「四川飯店」と、銘柄豚の豚しゃぶで全国に名を轟かせる「豚組しゃぶ庵」がコラボした「豚しゃぶ火鍋」の発売に先駆け、試食させて頂いたお話です。
先に書いておきますが、じきに発売されますので、食べてみたくなってしまった人はその時をお待ち下さい。2人前。外食しにくい昨今、こんなに本格的な鍋料理をこんなボリュームで‥‥という納得の価格です。
温めるだけで食べられるセットがお手元に届く
思い返せば、1年前は豚組しゃぶ庵のデリバリーのお手伝いをしておりました。テイクアウトを開発したり、豚組も國吉社長も試行錯誤していた頃ですね。後に六本木店は閉じることとなりクラウドファンディングをし、家に豚しゃぶが届く「おうちで豚組」も開始しています。
今回の「豚しゃぶ火鍋」は、その「おうちで豚組」の最新かつ限定の商品となります。クラウドファンディングした会員向けと、その後に一般向けの販売があるそうなので、ぜひ @butagumi をフォローしておかれると良いかと思います。
今回はほぼ完成の試作品なので、実際の商品とパッケージなどが異なる場合もあります。中に入っている銘柄豚は仕入れによって代わりますが、野菜はそのままと聞いています。
さてさて、こんなパッケージで「豚しゃぶ火鍋」は届きます。
上質な豚組しゃぶ庵のイメージそのままの白。
中には必要な食材が全て入っています。あとは鍋だけ用意すればOKの手軽さ‥‥なのですが、これは絶対に追加したほうが良い! と食べて実感したものもありますので、ぜひ最後までお読みください。
野菜は青梗菜に紅芯大根、キクラゲ、エノキ、ジャガイモにキュウリです。鍋にキュウリは初体験だったのですが‥‥これが美味い!! ちょっとひと手間必要ですが、絶対に食べてください。火鍋の醍醐味かもしれません。あと押し豆腐も。
今回の銘柄豚は 松坂ポークと那須高原豚です。それぞれロースとバラが入っており、2種類 x 2種類で、これだけで4種類の銘柄豚を味わうことができます。400gとしっかりした量です。
他に、火鍋スープ、スパイスミックス、〆のしょうが麺、タレに使うごま油、オイスターソース、黒酢、漢源花椒、にんにくみじん切りも入っています。火鍋スープは脂が固まっているので、お湯に入れて溶かすのが推奨されています。
本格的なスパイスミックスです。もちろん食べて身体に毒はありませんが、刺激が強いので無理して食べないほうが良いでしょう。
食材にこんなものを追加すると良いですよ
試食していた國吉社長から事前に「こんな食材も合うのであると良いですよ」と教えてもらっていたものをスーパーマーケットで購入しておきました。
牡蠣、シーフードミックス、もやし、油揚げ、パクチーです。本来はエビ、イカなど生で購入すればなお美味しいのでしょうが、手間も考えてシーフードミックスにしました。あさりも入ってます。
パクチーはつけダレに入れると美味しいと聞いたので購入。最近はどこのスーパーマーケットに行っても手に入りやすいですね。
実際に食べた経験からすると、こんなに食材を追加するまでもなく、標準セットでなかなかのボリュームがあります。ですので、追加するならお好みで‥‥という感じになろうかと思うのですが、個人的にマストだと思ったのがこの2つ。
・パクチー
・牡蠣
これです! パクチーが苦手でなければ、絶対に用意したほうが良いです。どうしてこんなに火鍋に合うんだろうってくらい、パクチーがあると素晴らしく美味しいです。
そして牡蠣。火鍋のスープは海鮮にもよく合いましたが、特に牡蠣は絶品。後述しますが、銘柄豚でくるくると巻いて食べるのも至高です。あると最高に幸せだと思います。
「豚しゃぶ火鍋」で幸せな週末を
温めておいた火鍋スープを鍋に入れ加熱します。
その際にはスパイスミックスも投入します。丸ごと全部ですね。
スープを温めている間に、キュウリとじゃがいもの下ごしらえもします。ピーラーでキュウリを薄くカットします。
長いキュウリをスライスするのは初めてだったので最初はグラグラして難儀しましたが、あるていどまな板に押し付けてギュッとやると、うまくスライスすることができるようになりました。じゃがいもは1cm弱くらいの厚さでカットします。
用意するつけダレは2種類と指示があります。1つは火鍋のスープをそのまま入れるもの。もう1つがごま油にオイスターソースです。
ごま油にオイスターソースのほうは、お好みで黒酢や漢源花椒、にんにくみじん切りを入れます。ごま油にオイスターソースって、驚くような美味しさなんですよ。内緒にしておいてください。
パクチーはごま油&オイスターソースのほうに入れます。みじん切りと説明には書かれいたのですが、むしって入れてしまいました。オーケーオーケー。
野菜を入れ、火が通ってきたら「豚しゃぶ火鍋」のスタートです!
まずは不思議に思っていたキュウリから食べてみます。
しゃぶしゃぶ。
美、美味ィィィィィィィィィィィィィィ!!
どんだけなんだ、火鍋スープの美味しさ。複雑なスパイスに辛さ、そこをくぐらせたキュウリがこんなにも美味くなるとは。
キュウリを手繰る箸が止まりません。いきなりキュウリで気絶しそうなくらい美味いのです(そっと目を閉じる)。
このままだとキュウリで満腹になってしまうリスクを感じたので、すぐに銘柄豚もしゃぶしゃぶすることとします。
豚組のしゃぶしゃぶの美味しさとは、また違った旨味が口中を駆け巡ります。麻辣スパイシーなところにごま油をまとい、これは絶品です。これまで食べたことのない美味さです。
何度か火鍋を食べたことはあるものの、また食べたいと思った火鍋はないですし、というか、こんなに美味しい食べ物だと感じたことがなかったのです。
しかし「豚しゃぶ火鍋」は今すぐにでも食べたいィィィィ!
四川飯店の火鍋が美味しいのはもちろんですし、そこに豚組しゃぶ庵セレクトの銘柄豚というのが、これ以上ないくらいの相乗効果を生み出しているのは間違いないですね。
火鍋スープをたっぷりと吸った油揚げも愛しい!
オススメの食べ方、パクチーを入れるとなお美味いです。青い感じが火鍋のスープにマッチします。
絶対にパクチーは用意しましょう! マストアイテムです!
おっと、牡蠣ですね? 美味しいに決まってます!
牡蠣のつけダレだってパクチーでOK。
肉から野菜から海鮮から、全てを受け止めて美味しくしてしまう火鍋スープ。こうなったら美味しい x 美味しいを試してみたくなりますね。
牡蠣のパクチー銘柄豚巻き。
ありがとうございます。心よりありがとうございます。
じゃがいもも美味しい。
エビも美味しい。
黒酢や漢源花椒、にんにくでちょいちょい味変するのもオススメです。
〆の麺の代わりに押し豆腐がたっぷりでもいいんじゃないかと思うくらい、押し豆腐も美味でした。
別鍋で温めたしょうが麺をつけ麺のように火鍋スープにつけて、からのごま油&オイスターソースのつけダレで食べるスタイルにしてみてペロリ。
実はこの段階まで火鍋スープはつけダレに使ったり、ゴクゴク飲んだりしてなかったのですよ。いったん飲み始めると止まらなくなって、最後の麺の前になくなってしまうかも〜、なんていう話を聞いていたので。
でも、それで正解でした。
ほっとひといきついて飲み始めたら、麻辣の辛旨にたっぷりのスパイスが後を引いて、本当にとまらなくなります! カラシビがしっかりとありますので、ゴクゴク‥‥した後は汗びっしょりに。けっこう暑くなりますよ〜。
ということで、ぜひ読んだ方にも食べてみて頂きたい「豚しゃぶ火鍋」は近日発売。数量限定となりますので、ぜひTwitterまたはFacebookをフォローしておいてください。
ぶっちゃけ店で食べたいと思っても2店のコラボなので難しいのですよ。だからお取り寄せならではのお楽しみとなります!
他にも試食したコアラさん、矢野さんもあわせてご覧ください!