【発売日決定】「必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える“俺メディア”の極意」【3月23日】という記事を書きましたところ、担当編集者からプロ・ブロガーの本で考えたい「サスティナビリティ」と「自分で好きにやること」についてというリプライ的なブログの記事が書かれました。
そうか、プロブロガー本て「サスティナビリティ」と「自分で好きにやること」について書いてたのか!
と改めて自分でも感慨深く思った次第です。
本書はプロ・ブロガーとしてブログで食べているという、ある意味で究極的にサスティナブルな人のテクニックを詰め込みました。プロの域を狙うわけではないとしても、Webが好きでそこでなにか書いたり表現したりすることが好きな人が、燃え尽きずに長く続けられる—-サスティナビリティを獲得するための参考になる情報があります。
Facebookページがタイムライン化するということで、Facebookの突然の一撃で、ソーシャルメディアプランナーは全滅か!!なんていう過激な記事を読んでいると、やはり自分の“ホーム”となるべきところを持っておくのは重要だなぁ、なんて思います。
もちろん、仕事として新しい領域に突っ込んでいくのは大事なことです。が、一方で、企業としても、ツイッターやFacebookなど新しいことに次々とツッコミつつも、自分たちでコントロールすることのできる場所=ブログはこれからも大事になるんじゃないかなぁ、と。
このあたりに関しては @nseki が「初校を読んだのですが企業のオウンドメディアを検討/運営する人にも参考になりそう!」なんていうコメントを寄せて下さっていてありがたい限りです。
小林さんも次のように書いています。
いわゆるソーシャルメディア疲れのようなものからある程度解放され(完全にソーシャルメディアと縁を切るのも難しいですが)、自分が自分の好きなようにやれる、企業の都合に振り回されずにやれるメディア、そして同時に使いやすいツールとして、ブログは有望です。
このあたりのことは、タイトルにも書いた「サスティナビリティ」と「自分で好きにやること」でいうと、後者の「自分で好きにやること」になるでしょうか。
では「サスティナビリティ」についてどう考えているかというと、次の記事を読んで思うところがありました。
▼[う]ブログを50日連続で更新して良かったこと、ダメだったこと
先日も連続更新をストップしようと思ったことがありました。どうも「連続更新のための更新」になってきちゃってるんじゃないかなと。
ブロガーのうかさんもご本人を存じ上げていて、今年に入ってからやたらとブログを更新しているな、というのは気付いておりました。それだけに、せっかく続いたブログを宣言してまで不定期更新にするのはもったいないな、と思ったのです。
結果的にFacebookでやり取りしたところ、ちょっと更新頻度が落ちるくらいであまり変わらないようなので安心したのですが、けっこう似たような悩みを抱えているブロガーというのも少なくないのかもしれないと思いました。
一つは更新頻度をどうするか、という問題。
これは個人的には毎日更新が良いと思います。うかさんも大変だったみたいですが、次のような更新スタイルを獲得されたみたいです。
サラリーマンの私、昼間は時間が取れません。が、昼休みだったり、ちょっとした休憩だったり、そんな時間にメモを取ったりブログの下書きをしたりすることで、限られた時間でも記事を書くことができました。
ぼくもサラリーマン時代には、
・早起き
・ランチ早飯
・夜更かし
で、ブログの更新に対応していました。今から戻れと言われてもキツイですけど、本当にブログを書きたいと思えばなんとかなるものなのですね。
だから、
・不定期更新
とするよりも、
・毎日更新(不定休)
くらいの方がいいんじゃないかなー、と思います。
例えば飲み会のとき。これまでなら、飲み会当日→二日酔いの翌日wと、2日はブログ更新が止まっていたところ。これを乗り切ることができたのも、スキマ時間を活用できたおかげだと思ってます。
ぼくは今でも二日酔いは乗り切れません。
あともう一点。
このブログはなんでもありの雑多ブログなわけですが、それをそのまま更新したのが最もダメだと思ったこと。要するに、テーマの一貫性がないんですよ。
有名ブロガーの真似をしようとしたけれど、うまくいかなかった、どういうことを真似しようかと思ったかというと、テーマに一貫性を持たせようとした、のだそうです。
自分を捨ててこそブログの飛躍がある!と考えたりもしましたが、この場をひとつのことしか書けない場所にはしたくない。読者のために書くというのは頭では分かりつつも、どうしても自分を曲げられませんでした。
「いいんですよ、一貫性のあるテーマで書かなくたって」と、ぼくは思ってしまうんですね。
確かに、はてブがたくさんついたりとか、アクセスが爆発したりとか気持ちいいんですけど、そこを目指して書かなくてもいいんじゃないか、と、ぼくも過去に自分で経験して思いました。
「読者はどんなことに興味があるのだろう?」と考えた時に思い浮かんだキーワードは「日常」でした。ニュースだったり、本のことだったり、食事のことだったり、旅行のことだったり。
「日常」は「○○するための3つの方法」ばかりじゃないですし、自分でもそういうことばかり考えて記事を書くのは辛いし継続できないな、と。
だとすれば、自分が経験しているそのままのことを、ありのままにブログに書けばいいんじゃないかと(できないことはできないとか、失敗したことは失敗したとか)。
結果的に、
そこで、32日目からそのスタイルを捨て(31日目は記事の下書きができてたのでw)、基本的には「自分の身の回りのこと」「自分が興味を持っていること」それを、変に狙って書くのではなく、ありのまま思いついたことをだーっと書くようにしました。
そこで気づきました。あぁ、やっぱこのブログの私はこれだなと。
うかさんも自分のスタンスに気付かれたようですが。
でも「50日連続でブログを更新したものの、ブログのアクセスは見事なほどの横ばいでした」というのは全く無駄でなくて、これからその蓄積が生きてくるのがブログでもあると思います。ただし「連続更新で得た非常に大きな財産」もあったとのことです。
・ブログを続けることは簡単です
・ブログを続けることは難しいです
人によって、どちらも言えることだと思いますが、一つ言えるブログの良いところは、更新することに集中できることですね。
だから、みんな更新はできるはずで、現に更新している人も多くて、そこから抜け出すには、どこまで更新できるか、なんじゃないかな、と思っています。
あと、ブログを継続していく上で、例えばプロブロガーには収入とかとっても大事な話ですけど、こんな気になる記事もありました。
最終的な結論としては、黙々と書き続けるだけでは読者は全く増えないという当たり前の結果がわかっただけでした。 もっと自分でメルマガ宣伝をしなければならないというのと、黙々と書くだけであっても興味を持ってもらえるようにするには強烈なコンテンツがやはり必要でありメルマガ用にもっと色々な情報を集めたり編集作業を本気でやらないと課金コンテンツを毎週一人で実現し続けるのは難しいということがわかりました。
そうなんですよね。「課金コンテンツを毎週一人で実現し続ける」というのは本当に大変ですよね。ぼくも想像しただけで頭がくらくらします。
確かに有料メールマガジンで儲かる人もいますが、ファンが一定数いるとか、もともとどこかで書くことを仕事にしていたとかでないと難しいんでは、と思っていました。
ただ、結果としては「メルマガ開始とともに広告収入が増えたのも大きな変化」だったそうです。広告位置を変更して、収入が倍近くになったそうです。
前々から広告を目立つ位置に変更すれば収入が増えるのはわかっていたのですが、「目立つ場所は人によっては邪魔な位置だ」と私が考えていたので、その変更を行うところまで数年間踏み切れませんでした。
「結果、広告配置に関しての苦情もいまのところはなく、広告収入は増えました」ということですが、ネタフルの場合もいろいろ言われることがあります。広告が多いとか目立つとか。
でもそれは大事な収入源になりますし、それがないと家族が路頭に迷いますし、かといっていろいろ言う人がぼくの家計を支えてくれる訳でもないですし。このあたりは悩みつつの試行錯誤ですね。
一つ言えるのは、他にも広告配置等を変更して収入が増えた知り合いがいるのですが、広告にクレームを言ってくる人がいたとしても、それはごく一部だった、ということです。何も言わない多くの人は、ある程度は理解を示してくれているのでは、と思っています。
このことに関しては、次の記事も参考になりました。
ソーシャルパトロンでも、マイクロペイメントでも、アフィリエイトでも、アドセンクリックでも……いえ、それこそツイートで拡散したりFacebookでいいね!したりGoogleで+1したりはてなでブックマークでも全然構わないと思います。何かいい文章・イラスト・音楽などと出会ったら、作者に敬意を表し、何らかの形で報いませんか?
最初のテーマから随分とすっ飛んでしまいましたが、これもブログということでご容赦くださいませませませ!
ということで最後の最後に宣伝になってしまいますが、こんな本(↓)が出ますので、ブログを書かれている方にはご一読頂けますと幸いです。
▼必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える“俺メディア”の極意