ブログ x メールマガジン(ネタフルの場合)

きつい語調のときは文末に「プニィ」とつけてやわげる方法を発明した河野氏のsmashmediaで「メルマガ×ブログ」というエントリーがあったプニィ。

ブログが必ずしも読みやすいってわけじゃないし、RSSなんて全文配信してくれない人多いし、そもそもRSSを知らない人なんていっぱいいる。検索エンジンで辿り着いた人にそれ以降も読んでもらうために、メルマガを配信するのはアリなんじゃないかな。

「メルマガとブログっていい組み合わせだと思うんだよなあ」として「百式」と「Ad Innovator」が紹介されています。

もう知っている人の方が少ないと思うのですが、実はネタフルも元はメールマガジンでした。

メールマガジンのネタ収集場所としてCMSを探していたのが、Movable Typeとの出会いでした(2002年夏)。

メールマガジンは「さあ書くぞ(編集するぞ)」という気持ちが強かったのですが、ブログは書きたいタイミングで手軽に書けるのが良くて、軸足をブログに移したという経緯があります。

そしてブログと平行する形で、メールマガジン版ネタフルの配信は今でも続けています。内容は1週間のアクセス数トップ10と1週間分のネタ一覧です。

河野さんも書いているように、メールマガジンとブログというのは別の媒体なので、

・毎日ブログで読みたい人

もいれば、

・まとめてメールマガジンで読みたい人

もいる訳です。

なので、どちらも続けていることのメリットというのは感じますし、読者もメールマガジンとブログでは違う層になっています。

メールマガジンの発行は毎週火曜日ですが、1週間分のネタを総ざらいできて便利、という人が多いみたいです。

あとは密かに編集後記を楽しみにして下さっている方もいるみたいで‥‥もし興味のある人がいたらフッター(↓)にフォームがありますので、登録してみてください。

ちなみに、以前は手動でテキストエディタにネタをコピー&ペーストしていたのですが、メールマガジン発行用にネタ一覧時系列表示テンプレートを作成したので非常に楽になりました。CMS万歳。

<MTEntries days=”20″>

<MTDateHeader>
<h3><$MTEntryDate format=”%x”$></h3>
</MTDateHeader>

<$MTEntryTitle$>
<br />
<$MTEntryPermalink archive_type=”Individual”$>
<br />
<br />
</MTEntries>

表示された中から過去の1週間分をコピーしてガバッとペーストすればOKです。メールマガジンのひな形ができていれば、非常に簡単な作業です。ランキングはGoogle Analyticsで集計しています。

本当は河野さんが書いているように「同時にブログの更新とメルマガの配信ができたらいいなあ」というのが理想ですが。

また河野さんは「物言いがキツいエントリーがなるだけ続かないように、やわらかい日常ネタをはさむようにしてる」ということも書いていますが、ぼくの場合はネタが続くテンポを意識しています。

意図的にサッカーネタを続けてみたり、ときおり雑学ネタを挟んでみたりといった、そういうエントリーの並びのテンポです。

あとはネタフルの場合は検索エンジンから個別ページへの訪問者も多いので、全てのページがトップページ、というのも意識しています。なかなか難しいですけど。