当「ネタフル」で書いてきたコンビニ・ファストフードの実食レポートをまとめた電子書籍「ファスト飯 食レポ図鑑」をKindleストアで発売しました。
2026年上半期(1月〜6月)に実食した194品を、1商品1項目の図鑑形式でまとめた1冊です。価格は500円で、Kindle Unlimitedでも読み放題対象になっています。
電子書籍のきっかけはAIだった
もともとは「AIを使えば過去に書いた記事をまとめ直す作業が驚くほど簡単になるのでは」と考えたのがスタートでした。特にClaude CodeのFable 5を使ってその性能に驚き、試用期間が終わるまでに何か形にしたいと思いました。
2026年7月17日に思いつき、三連休で作業を進め、21日に出版申請まで進められたのも、Claude Codeを使った制作フローがあったからです。
制作の流れは以下のようなものでした。
1. ブログ記事の本文・写真をAIが収集
2. AIが各商品を「概要+感想」の2段落+ひとことコメントに要約
3. 人力でのチェック(ここが今回一番時間がかかった部分)
4. 修正の度にEPUBを再生成
AIの下書きに、何を直したか
AIの要約はよくできている一方で、そのままでは使えない箇所もいろいろありました。
・事実関係のズレ
クーポン利用後の価格が通常価格のように書かれていたり「主菜だけの重さ」と「ライス込みの総重量」が商品によって混在していたりしました。
・言葉づかいのクセ
自分が実際には使わない言い回しをAIが多用するクセがあったので、全部洗い出して置き換えました。逆に、AIが使った大げさな比喩も、ブログ本来の温度感に戻す作業もしました。
・全体で見て初めて気づく偏り
1件ずつは間違っていなくても「文章の締めが毎回『重さ』の話になっている」「同じような表現が本の後半に固まっている」といった、通し読みしないと気づけない偏りがありました。AIは基本的に1件ずつ処理するので、こういうバランスの悪さには気づけません。
AIと電子書籍を作ってみたまとめ
今回作ってみて感じたのは、AIは「叩き台」を作るのが得意で、人間は「ファクトチェック・語彙のすり合わせ・全体のバランス」を見る役割、という分担がしっくりくるということです。
AIに書かせて終わり、ではなく、AIが作った「叩き台」を人間がどれだけ丁寧に磨けるかで、最終的な品質が決まるんだと実感しました。
人間が書いた文章をAIが要約し、さらに人間がチェックして図鑑のようなまとめ本を作るというのは、これまでブログを書いてきた人なら、誰にでも可能だと思います。AIの進化による、ブログの書籍化が、より身近になったと思います。
ページ数は400ページ以上あり、9割くらいはブログ記事のまとめ的な感じですが、残りの1割は“おかわり”として、ランキングや半年分の摂取カロリー、使用金額など、Kindle本でないと読めない情報も紹介しています(見どころですよ!)。
ぜひパラパラめくって楽しんでもらえたらうれしいです!











