料理を美味しく“撮る”方法

料理と写真とおいしさの関係というデジカメ撮影術の記事より。

最近、カフェだのレストランだのでデジカメを取り出して料理を撮るって人がすごく増えてるらしい。いや、私もやってるんだけど。すみません。謝ることもないか。中にはケータイで撮った料理やらケーキやらをその場でメールして自分のブログや日記に載せる人もいる。それだけ料理って身近なもので、おいしそうだと記録に残したくなるものなのだ。

確かに飲食店でデジカメ写真を撮る人は増えてそうです。だって、食べ物の美味しそうな写真が載っているブログはたくさん目にしますから。デジカメだけでなく、携帯電話で撮影している人も多そうです。でも、ふと思ったんですが、自分自身ではそういう他の人が写真を撮っている場面には遭遇したことがないんですね。自分でもたま〜に撮りますが、多くの場合は気後れしてしまって撮れません。

「コンパクトデジカメでふらっと入ったお店できれいに撮るのは無理。でもちょっと気をつけてやればそこそこおいしそうな写真は撮れるのだ」ということで、気をつける点が紹介されています。

とりあえず、ストロボは焚かないこと。たまにお店で焚いている人がいるけれども、暗めの閉じた空間でいきなり閃光がまたたくのだから目立つし、他のお客さんにも失礼。

ストロボを焚いていると雰囲気出ませんもんね。

そしてマクロモードにする。これを忘れるとピントが合わないのだ。マクロモード時はしっかり一番ピントを合わせたいところにピントが合うよう、半押しをしてピントが合ったのを確認してから撮るようにしたい。

他にも「お店は暗いのでシャッタースピードも遅くなり、当然手ブレしやすくなる、というかいつものように撮っていては確実にぶれる」ということで、テーブルに肘をつくとか、壁にもたれるとか、連写するとか、手ぶれ対策が必要です。また、シャッタースピードは1/30秒程度が目安とのこと。ISO 200くらいかな、と。LUMIX FX7とか、手ぶれ補正機能があるデジカメを使うのも良いでしょう。

そしてホワイトバランス。

どんなお店でも白いナプキンや白いお手ふきなど真っ白なものがテーブルの上にあるはず。まずはそれを撮ってみよう。モニタで見てそれが真っ白に撮れていればOK。ちょっと黄みがかっているとか緑がかっているとかあればホワイトバランス機能の出番だ。

さらに露出。

白いテーブルクロスに白い食器ってパターンが結構多い。きれいなんだけど、周りが白いとデジカメの方が「全体に明るいからちょっと抑えめで撮ろう」と判断して肝心の料理が露出アンダーになりがちなので、プラスの露出補正をかけて撮るといい。

いろいろと気をつけるところはありますが、後は習うより慣れろ、でしょうね。

デジカメ撮影テクニックというデジカメ撮影テクニックばかりを集めた記事もありますので、そちらもどうぞ。