手ぶれ補正搭載「COOLPIX 8800」

光学10倍・手ブレ補正と広角24mm〜 – ニコンから8メガコンパクトデジカメという記事より。

COOLPIX 8800は、光学10倍のズームEDニッコールmmを採用。焦点距離は35〜350mm(35mm判換算時)で、COOLPIXシリーズとしては初めて光学式の「VR(手ブレ補正)機構」を搭載した。VR機構はmmを動かして手ブレを抑える方式で、シャッタースピードで3段分の補正効果が得られ、同時発表の「位相フレネル(PF)mm」採用テレコンバータ「TC-E3PF」装着時(35mm判換算時600mm)でも手ブレ補正効果が得られる。

ニコンも、コンパクトデジカメのフラッグシップモデルに手ぶれ補正機能を搭載してきました。実売予想価格は13万円前後。

この位の価格設定だと、デジタル一眼レフカメラとの選択で迷うかな、と以前は思っていたのですが、光学10倍以上のズーム、そして手ぶれ補正のことを考えると、似て非なる物と考えます。つまり、ターゲットが全く違うのではないかと。「COOLPIX 8800」と同様の機能をデジタル一眼レフカメラで実現しようとすると、さらに数万〜十数万円がかかってしまう訳ですから。そういう意味では、ニコンがこのクラスに光学10倍ズーム、さらに手ぶれ補正モデルを追加してきたのは大正解ではないかと思います。確実にニコンファンがいますからね。いくらネタフルでLUMIX FZ-3を勧めたところで、ニコンファンはガッチリと動かない訳ですから(笑)

また画像処理の最適化による高速処理で約2.3コマ/秒・5コマまでの連写、測距点を9点から選択できるマルチエリアオートフォーカス、USB2.0対応、i-TTL調光対応、リアルタイムヒストグラム、赤目現象をカメラ内の画像処理で軽減する「アドバンスト赤目軽減機能」、といった機能を搭載する。

ISO感度がオート/ISO50/100/200/400、シャッタースピードが8秒〜1/3000秒(Mモード時・10分までの長時間露光可)、ホワイトバランスがオート/プリセット/6種類のマニュアル設定、連写Hが約2.3コマ/秒・5コマまで、連写Lが約1.2コマ/秒・11コマまで、などとなっています。

本体サイズが約116(W)×85(H)×121(D)mm、約600gというのは、やはりデジタル一眼レフカメラでは実現できないメリットかもしれませんね。

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筐体はマグネシウム合金を採用し、ランチア デルタやロータス エスプリのデザインで有名なジウジアーロ氏のデザインモチーフを採用した。