富士フイルム、チェキの販売台数がデジカメを逆転する

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富士フイルムのチェキというと、結婚式の定番アイテムというイメージがあるのですが、でも今やデジカメですよね、と思っていたら、デジカメよりも売れる存在になっているらしいのです。チェキの販売台数、ついにデジカメを逆転へという記事になっていました。

デジカメとは対照的に、絶好調なのがインスタントフィルムカメラ「チェキ」だ。販売台数は、2008年度の25万台から2013年度は230万台と急拡大。今2014年度の販売計画は300万台とデジカメの販売台数を上回る。

そもそもデジカメの販売台数が落ち込んでいるということもあるのですが(2013年度は前期比47%減、2014年度は前期比57%減の見込み)、チェキも販売台数が回復しているそうです。

チェキは1990年代にヒット、あの頃は結婚式に行くとチェキが置いてあり、写真を撮ってその場でメッセージを書き込む、ということが普通に行われていたものです。しかし、2000年代前半にはデジカメに押され失速。

しかし、2007年に韓国のテレビドラマで小道具として使用され、2010年には中国で女性タレントがSNS上で紹介。

こうしたことがあって、アジアで人気が再燃したということです。「撮影した写真がその場でプリントされるなど、デジカメにはない魅力が若い世代に新鮮」なのだそうです。

昔のチェキを知っている人は「今さらチェキ!?」と思うのかもしれませんが、それを体験していない人には新鮮ということなのですね。デジタルデータよりも、やはり手に取れるものが良い、ということなのでしょうか。

↓フィルムカメラみたいなデザインのチェキもありました。

FUJIFILM インスタントカメラ チェキ INS MINI 90 ネオクラシック&チェキフィルム100枚セット

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