【物欲注意】リコー「GXR」と「A12 50mm F2.5」に物欲フルスロットル!

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2010年秋、気付くとリコー「GXR」とレンズユニット「GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO」の値段も随分と下がっております。Amazonだと、それぞれ20,632円、62,539円です。

ボディが2万円だとッ!?

家族一人に一台でレンズを使い回すみたいな気分にもなってきますが、かなり入手しやすくなっているのは確かです。

ボディはコンパクトデジカメサイズなれど、APS-Cサイズで1230万画素CMOSセンサーを搭載した「A12 50mm F2.5」は一眼レフ並の写真が撮影できると評判です。

便利さという点ではズームレンズも便利ではありますが、コンパクトデジカメ、一眼レフなど一通り触ってきたぼくとしては、

・コンパクトデジカメサイズでレンズ交換式で単焦点

というのに、かなりグラグラくる訳です。「GXR」も、発売当初は高すぎて手が出なかったですしねぇ。

運動会などのスピードが要求されるシーンでは一眼レフが必要になりますが、日常的なスナップとなれば「GXR」と「A12 50mm F2.5」で攻めてみたいところ。

ということで、前のめりな気持ちを抑えつつ、さまざまなレビューなどを読み、一度は心を鎮めてみたいと思います。みなさんも一緒に落ち着きましょう。

一眼レフの大きさをためらっているヒトに。RICOH GXR A12ユニット(GR LENS 50mm F2.5 MACRO) 実写レビュー: まわりぶろぐ

GXRの場合,カメラユニットだけで,完結している点も重要だと思います。ボディには,電池とメモリーカードと各種ボタン,液晶モニターがついているだけで,レンズ,撮像素子,画像エンジンはカメラユニット側にあります。将来,画期的な撮像素子がでたとしても,ボディを買い換える必要がない分,液晶モニター付きのカメラを買うより安くなる可能性もありますし,なにより,レンズとセンサーと画像エンジンがその組み合わせで最適化されているということは,かなり強みですよね。

おかゆ MacBook  GXR A12をゲットしました

A12はマクロ。なかなかいい描写をしてくれます。

先日、家族のフラメンコの発表会があったので、さっそく撮影したのですが、とても空気感のある写真ができました。

Ricoh GXR 購入と単焦点比較 デジタル一眼を比較してみるブログ/ウェブリブログ

良く指摘されているように、A12はAF速度が微妙(ユニット全体を繰り出しているためか重そう)ですが、マクロと考えれば当たりまえであってボケが大きくて綺麗なマクロレンズ一式をコンパクトに持ち運びたいという方にはとてもお勧めだと思います。

トロントで暮らす: RICOH GXR A12ユニット

お散歩カメラとしてはP10の広角・高倍率ズームはとっても便利ですが、「写り」ということを考えると、A12の単焦点はいいです。

GXR + A12 – ワニログ

映しだす画はため息が出るほどの解像感。このA12の為にGXRを買っても良いくらい。その位素敵な写りです。
マクロワールドで動画も撮影できるんですからさらに素敵ですね。

あとGXRは、操作性がコンパクトにまとまっている割にプロ仕様でいいですね。
ユニット交換だけでカメラは完全に別物になりますが、操作系統は変わらないのも良いかも。

B-log Cabin TP: RICOH GXR と GR LENS A12 50mm f2.5 MACRO レビュー

撮影結果は、評判通り、背景ボケが美しく、画像にもキレがある。マクロ撮影でも、ラーメンに浮かぶチャーシューのシズル感迄描写され、すっかり感心した次第。先日購入した Nikon D3000 は、いかに小型とは言えやはりデジイチ、常時鞄に入れて置くには一回り大きい。しかし、GXRなら、利用しないかもしれないがちょっと持って行くか、という気にさせてくれる。そんなバランス感覚の高さが GXR の、最大の魅力なのかもしれない。

出張食い倒れのやまけんさんも「GXR」と「A12 50mm F2.5」のコンビで使っているようですよ。食べ物の写真がグッドです。

やまけんの出張食い倒れ日記: 重いカメラはイヤだけど、綺麗な写真を撮りたいョ。そんな人に実は、リコーのユニット着脱式カメラであるGXRは使えるかも知れない! とうとう買うことになっちゃったよ、んでビックリしてるよ。このカメラ、すごく佳い!

最初に言っておくけど、GXRは「買い」だ。すげー佳いカメラである。もしこのシリーズがこの先に途絶えて、現行モデルしか出ませんでした、チャンチャン。という結果になったとしても、買う価値があるシステムだ、と僕は思う。それに、リコーからは今後のレンズユニットロードマップがきちんと示された。28mmのAPS-Cユニットが出ることも確定。これは仕事に使えますよ。というお話し。

やまけんの出張食い倒れ日記: CP+で改めてカメラが面白いと実感した週末の一日

みよこのギリッとした引き締まったピント部とボケの対比。ちなみに外付けのストロボを焚いています。これでブツ撮りできちゃうよー という感じ。

やまけんの出張食い倒れ日記: 重いカメラはイヤだけど、綺麗な写真を撮りたいョ。そんな人に実は、リコーのユニット着脱式カメラであるGXRは使えるかも知れない! このカメラは、なんだかんだ言っても、買った人にしか本当の佳さがわからないと思う。GXRでライティングするためのTipsを書こう。

実際に購入して、数日使って慣れてみると、「使えるじゃん」という感想に変化するよ。このカメラ。APS-C機で、このエントリ冒頭のように綺麗にぼけるマクロ写真ってそうそう撮れないと思うけどなぁ。食わず嫌いせずにつかってみなはれ。そうでないと、売れてくれないと、今後ユニットが出ないじゃん!と、ユーザーになった僕は叫んでみるのである。

やまけんの出張食い倒れ日記: GXRでライティングをする法を開発した! ニッシンユニバーサルシューコードで外部フラッシュへ接続。もちろん公式には推奨されていないやり方である。でも、光る。ニッシンジャパンもリコーも真摯な人たちである。

その体制に、特殊な位置づけで入ってきたのがリコーのGXRなのだ。ほんと、不思議なカメラだ。 だって、A12ユニットは、マイクロフォーサーズよりも撮像センサーが大きいAPS-Cサイズなので、基本的な画質もボケ量もマイクロフォーサーズとは比べものにならないほど佳い。

やまけんの出張食い倒れ日記: 阿部秀之先生のデジタル一眼レフ入門書が出た! & 浦和市の地鶏焼き店 「田楽」 を応援する! オリンパスE-P2とリコーGXRで同一店撮り比べ

ところで、GXR+A12ユニットはやっぱりシチュエーションによっては最強。どういうシチュがいいかというと、わりと低照度で白熱灯を使った店内だ。普通のカメラでは赤や黄色の色かぶりがひどくなるけれども、GXRのホワイトバランスはなぜかオートにしておくと、なんもせずとも色かぶりのない色再現をしてくれる。

そして、リコーのデジカメといえばやはりshio先生です。

2027-100904 極楽カメラ : shiology

一眼レフクオリティーの写真が、さくさく撮れる。
ロジカルなことを考えずとも、きちんとした写真になる。
ありがたい。

1865-091216 GXRでポートレイトのコツ: shiology

GXR+GRLensA12 50mmF2.5Macroでポートレイトを撮るコツはMFモードの使い方。
まず撮影する距離を決めたらAFモードでシャッターボタンを半押ししてピント合わせ。

1953-100314 GXRで絶対画角感を身につける: shiology

リコー「GXR」と「GR Lens A12 50mm F2.5 Macro」を買って,1万枚撮りましょう。
50mm相当の「絶対画角感」が身に付きます。
次の冬には「GR LENS A12 28mm F2.5」が発売されるので,それでまた1万枚撮りましょう。
28mm相当の「絶対画角感」が身に付きます。
これによって「画角」の意味を体で覚え,思い通りの絵作りができるようになるでしょう。
充実した写真ライフが送れます。

1816-091030 絶対画角感: shiology

一方,単焦点レンズ(ズームしないレンズ)を使ってたくさん撮ると,たとえば50mmのレンズであれば50mmの画角が自然に身に付き,50mmの画角でどの範囲が写るか,カメラを見なくてもわかるようになります。
そうなればしめたもの。絶対画角感が身に付いている証拠。
これによって思い通りに作画できるようになります。

1850-091203 ユニット交換の合理性: shiology

レンズの後玉が露出していないのが最大のメリット。
レンズの後玉はデリケートなので,絶対に触らないしキズ付けないように気を使うのですが,GXRの場合はそれがユニットの中に隠れているから触る心配ゼロ。
だから交換と同時にキャップをする必要もないし,不用意に触ってしまわないように気を使う必要もなし。

1845-091128 スポットAFを常用: shiology

GXR+GR Lens A12 50mm F2.5 Macroを使う場合,「マルチAF」だとカメラが迷うことが多いのは当然だと思います。
GR Digital 3などと比べてはるかに被写界深度(ピントが合う厚み)が薄いからです。
カメラはどのポイントにだって合わせられるけど,どれに合わせたらいいかまでカメラ自体が判断することなどできない。いずれのポイントも微妙に距離が異なる以上,迷いが生じるのは当然。カメラの気持ちになってみれば明らかです。
なので,こういった被写界深度の薄いレンズと比較的大きい撮像素子のセットを使う場合,マルチAFよりスポットAFが適切,と考えます。

AFが遅いと言われることが多いようですが、こんな記事もありました。

A12ユニットの“AF高速化ファームウェア”を試してみた

注目のQK-AFは、AF動作中にモニターの画像の動きを省略することで、高速化を図ったフォーカスモード。シャッターボタンを半押しすると画面がフリーズし、その間レンズの駆動音と振動が続く。その後、何の予告もなくピントがあった状態に画面が変化。何というかレンズが動いた後、測距位置がワープしたような印象を受けるのだ。なおQK-AFはマルチAF、スポットAFとも使用できる。

ファームウェアアップデートで機能が改善されるというのは、リコーのカメラの魅力でもありますね。

実際に撮影された写真などは、Flickrやフォト蔵でもどうぞ。

GXR A12で撮影された写真 – 写真共有サイト「フォト蔵」

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gxr a12 – Flickr: Search

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そして肝心の製品情報のページはコチラですね。

さて、一通り調べ&見て、冷静になることができました。ですよね!? ええ、ぼくはとても冷静ですよ。むしろ、心穏やかです。

今後の展開ですが、たくさんの人が購入すれば、レンズユニットもいろいろ登場しそうで楽しみですね。まずは入門編は50mmから、ですかねぇ。

RICOH デジタルカメラ GXR ボディ

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RICOH GXR カメラユニットGR LENS GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO

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