海へ、山へ! サイバーショット「DSC-U60」

サイバーショットU DSC-U60
ソニー、ハイブリッド液晶採用の「サイバーショットU」 防水モデルも登場
使い勝手を進化させた「Cyber-shot U30」発表 – 水深1.5mで使える「U60」も

モデルチェンジの「DSC-U30」は順当として、やはり注目したいのは防水機能を備えた「DSC-U60」ではないでしょうか。けっこうグッときました(笑) 「DSC-U60」はアウトドアで遊びに使うセカンドデジカメという感じでしょうか?

「U20では反射型液晶を搭載していたが、U30では反射型液晶と透過型液晶の両方の特徴を備えたハイブリッド液晶を採用」し、視認性が向上しています。「U60は、基本的にはU30を防水対応したもので、水しぶきのかかる場所や水深1.5mまでの水中撮影が可能」ですが、特徴的なのはスタイル。なんと縦型なんですね。それも、人間工学の基づいて撮影で持つときは少し横にずらした感じになります。撮りやすいかどうかは実際に触ってみないと分かりませんが、防水だーっ! ってアピールしているところに素直にひかれる。防水キットじゃだめです、この場合は(笑)

完全防水で水中撮影もできる200万画素機「DSC-U60」

ぼく的にはかなり気になる一台なのですが「日常的に利用したいならば、もっと小さく高画質なライバル機種がたくさん発売されているので、オールラウンドで使えるデジカメだとはいいがたい」と。アウトドア用という割り切りが必要かな。でも、「DSC-U60」にしか撮れない世界というのもある訳で、例えば子供が庭で水遊びしているのを何の躊躇もなくバリバリ撮れるカメラ、というのは欲しかったりします。アウトドアどーんと来い! というタフなイメージは好きです。

アウトドアで便利な縦型ボディ&片手撮影――防水デジカメ「サイバーショット U60」

こちらのレビューでは、シャワーを下から撮影した写真や、実際に海で使用しているシーンを見ることができます。使い勝手もよく分かります。

U60は、ボディのほとんどがプラスティックでできており、一見すると海に浮きそうだが、試しに水中で手を離してみたら沈んでいってしまった。水深のある場所で使うときは、フロート(浮き)付きのストラップを装着しておいたほうがよさそうだ。

ほほー、なるほど。当然のことですが、例えば雨の中でだってバリバリ撮れます。

最後に、他の防水デジカメとの比較がされています。低価格の防水ケースがセットになった200万画素EXILIM「EX-WS2」とリコーの防水デジカメ「Caplio 300G」です。 「Caplio 300G」は有効324万画素・光学3倍ズームとデジカメとしては性能が上ですが、8万円前後と価格も上。U60を欲しい人とは、少しターゲットが違う気がしますね。「EX-WS2」は実売価格が35,000円前後ということなので、U60の購入を検討している人は、一度比較してみると良いのではないでしょうか。でも、どうせ買うなら、アウトドアだぜ! という風情のU60なのかなぁ。持って撮っているシーンが想像できるのは、なんといってもU60です。

楽天(a,b,c,d,e)で価格を調べると、「U60」は28,000円~29,000円前後のようです。

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