モーニング連載の池田勇人の人生を描くマンガ「疾風の勇人」が突然の打ち切りになってしまいました。漫画家の大和田秀樹氏が「突然ですが」と無念のツイートをしています。池田勇人の大蔵省次官時代から描かれているもので、どこまで史実に忠実なのかは分かりませんが、非常に面白く読んでいました。
1947年。終わりの見えない占領が続く日本。復興財源をかき集める大蔵省次官・池田勇人の前に現れた吉田茂が吼えた! 「GHQを追い出し日本を独立させる!」 池田は吉田と行動を共にすることを決意! そして吉田のもとに新時代の戦士達が結集する! さあ、GHQからこの手に政(まつりごと)を取り戻せ!!
ツイートがされたのが、2017年5月26日です。以下のようなツイートでした。
突然ですが「疾風の勇人」は次週でおしまいですなう。
第三章「死闘!55年体制編」、第四章「宏池会爆誕編」の再開は未定ですなう。— 大和田秀樹 (@hideki6809) 2017年5月26日
第三章「死闘!55年体制編」と第四章「宏池会爆誕編」まで構想されていたということで、作者も無念だと思いますし、読者としても残念な気持ちです。なお、現時点までこれ以降のツイートはありません。
マンガが打ち切りになる場合は単純に人気がなかったということが理由になることが多いと思われますが、政治ネタを扱った内容だけに、圧力がかかったのではという憶測もされています。果たして真相は‥‥?
もし読みたいファンが多ければ、クラウドファンディングで続けていくという方法も今ならあるのでしょうか。