ビッグコミックで連載されている「そばもん」は、連載では会津の蕎麦屋を訪ねる会津編が続いています。福島産の食品について描いた134話が大変話題になっており「マンガを愛するみなさんには、一部分だけではなく、すべて読んだうえで語ってほしい」として、期間限定で無料公開されています。
▼【食の安全】話題のコミック全文掲載!! 福島産という名前だけで避けていませんか? 山本おさむ『そばもん ニッポン蕎麦行脚』 – コミスン(comic soon)
ぼくもリアルタイムで読んでいますが、福島産だから、ではなく、数字で見るしかない、という内容であったと思います。その数字のために、大変な努力が行なわれているということも。
この前段にあたる「そば屋の3.11」も、うっかり電車の中で涙するような内容でした。自分自身が会津を訪れているということもあると思いますが、本当に「そばもん」の会津編にはグッときています。
ぜひ、福島をどう描くか:第2回 漫画「そばもん」 山本おさむさん – 毎日新聞というインタビュー記事と併せてご覧ください。
福島県、福島産が危険か危険じゃないかといった議論は数値が全てです。福島産が危ないというなら、何ベクレル以上が危ないのかというのを言ってほしいと思っています。人が判断する以上、数値を基に話さないと何も決められない。数値抜きにイメージだけで印象を語ることが風評被害の根にあるのではないでしょうか。
無料公開は2014年6月9日まで、PDFでダウンロードすることができますので、ぜひご一読を。たくさんの人が読んだらいいと思っていたので、この無料公開はありがたいです。
そばもんニッポン蕎麦行脚(13) (ビッグコミックス)[Kindle版] | ||||
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そばもんニッポン蕎麦行脚(14) (ビッグコミックス)[Kindle版] | ||||
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