「ポニョ」秘話披露の宮崎駿監督、なぜ女性主人公が多い?という記事より。
映画監督の宮崎駿氏が24日、米カリフォルニア州サンディエゴで開催中の「サンディエゴ・コミック・コン」のシンポジウムに出席、8月に全米公開されるアニメ映画「崖の上のポニョ」を米国のファン約6500人に紹介した。
宮崎駿氏がサンディエゴで開催されている「サンディエゴ・コミック・コン」のシンポジウムに出席し、アメリカでも公開予定の「崖の上のポニョ」を紹介したそうです。
その中で「なぜ宮崎アニメには女性の主人公が多いのか?」という質問がされ、宮崎監督は「女性が強くて美しいから」と答えたそうです。
確かに、宮崎アニメの主人公は女性が多い印象です。宮﨑駿 – Wikipediaで主な作品を見ると次の通りに。
「ルパン三世 カリオストロの城」(脚本・監督)
「風の谷のナウシカ」(原作・脚本・監督)
「天空の城ラピュタ」(原作・脚本・監督)
「となりのトトロ」(原作・脚本・監督)
「魔女の宅急便」(脚本・プロデュース・監督)
「紅の豚」(原作・脚本・監督)
「もののけ姫」(原作・脚本・監督)
「千と千尋の神隠し」(原作・脚本・監督)
「ハウルの動く城」(脚本・監督)
「崖の上のポニョ」(原作・脚本・監督)
この中で男性が主人公というと「ルパン三世」「天空の城ラピュタ」「紅の豚」「もののけ姫」ということになるでしようか。確かに女性主人公が多いですね。
とはいえ、男性主人公の映画でも、芯の強さが印象的な女性が登場します。
「ルパン三世」の「クラリス」しかり「天空の城ラピュタ」の「シータ」しかり「紅の豚」の「フィオ」しかり「もののけ姫」の「サン」しかり。
このあたりも宮崎アニメの魅力でしょう。個人的に最も好きなのは「未来少年コナン」だったりします。
その他「ポニョ」の初期の構想について「最初はブリキのカエルを男の子が拾うというアイデアだった」と宮崎監督は明かしたそうです。ブリキのカエルと魚の女の子じゃ、随分と違いますね。
▼未来少年コナン 30周年メモリアルボックス (期間限定生産) [DVD]
■関連記事
ファンから熱烈な歓迎を受けた宮崎監督は主催者側から万年筆をかたどったトロフィーを贈られた。
「サンディエゴ・コミック・コン」はアニメなどポップカルチャーをテーマにした米国最大規模の祭典。