
マンガ読みが選ぶ「マンガ大賞2025」が発表されました。2024年の大賞受賞作は、売野機子「ありす、宇宙までも」です!
「分かったんだ。朝日田のそれ。セミリンガル。」
「おれが君を賢くする。」両親がいる天国に近づくために、
一人の少女が日本人初の
女性宇宙飛行士船長に
なるまでの物語。生きづらさを抱える少年少女が
地球の引力圏を抜け出して、
夢を叶えるまで…
その熱き挑戦を、とくとご覧あれ!!
「両親からバイリンガル教育を受けていたが、その死によって結果的にどちらの言語も拙くなり」学校の授業についていくことができないというのは衝撃的な設定でした。
去年の「君と宇宙を歩くために」に続き、宇宙をテーマにした作品が2年連続で大賞受賞です。さらに、生きづらさを抱える子供たちの話だというのも共通です。時代を感じます。
3位の「ふつうの軽音部」5位の「どくだみの花咲くころ」8位「COSMOS」もリアルタイムで読んでいて好きな作品です。10位の「ドカ食いダイスキ! もちづきさん」も読んでますが、至りすぎて怖くなってきました。
「マンガ大賞2025」について
選考対象:2024年1月1日~ 2024年12月31日に単行本が出版された作品で、最大巻数が8巻までのマンガ作品。
※選考対象には電子書籍(最大巻数が8巻相当までの作品)も含む
選考方法:
1次選考:各選考員が「マンガ大賞」に推薦したい作品、最大5作品を選考。
2次選考:1次選考で投票数が多かった10作品をノミネート作品とし、選考員は全ノミネート作品を読んだ上で、上位3作品を選考し投票。
集計の上「マンガ大賞」を決定。
「マンガ大賞2025」順位
「マンガ大賞2025」最終選考ノミネート作品の順位は次のようになっています。
1位 売野機子「ありす、宇宙までも」
2位 鍋倉夫「路傍のフジイ」
3位 出内テツオ、クワハリ「ふつうの軽音部」
4位 泉光「図書館の大魔術師」
5位 城戸志保「どくだみの花咲くころ」
6位 白川蟻ん、六つ花えいこ、秋鹿ユギリ「死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)」
7位 和山やま「女の園の星」
8位 田村隆平「COSMOS」
9位 こだまはつみ「この世は戦う価値がある」
10位 まるよのかもめ「ドカ食いダイスキ! もちづきさん」
「マンガ大賞」過去の大賞作品
2024 君と宇宙を歩くために
2023 これ描いて死ね
2022 ダーウィン事変
2021 葬送のフリーレン
2020 ブルーピリオド
2019 彼方のアストラ
2018 BEASTARS
2017 響~小説家になる方法~
2016 ゴールデンカムイ
2015 かくかくしかじか
2014 乙嫁語り
▼【マンガ大賞2024】マンガ読みが選ぶ大賞受賞作は「君と宇宙を歩くために」
▼【マンガ大賞2023】マンガ読みが選ぶ大賞受賞作は「これ描いて死ね」
▼【マンガ大賞2022】マンガ読みが選ぶ大賞受賞作は「ダーウィン事変」
▼【マンガ大賞2017】大賞受賞作は「響~小説家になる方法~」