07年新成人、親子関係は良好だが「何でも相談するとは思わない」という記事より。
オーエムエムジーは1月5日、2007年の新成人を対象にした意識調査の結果を発表した。
昨日は成人式でしたね。クルマで外出もしましたが、あまり成人式っぽい光景には出くわしませんでした。
この調査結果によると、新成人は両親について「自分に対してやさしく、あたたかいほうだ」(84.1%)、「信頼している」(82.9%)、「尊敬している」(74.3%)などと考え、良好な関係であることが分かります。
子供ができると、やはりその一生続く関係性がどうなっていくのか、ある意味では楽しみでもあり、ある意味では心配に思えることもあります。
新成人の最大関心事は「仕事・アルバイト」(76.3%)、「お金」(69.7%)、「インターネット」(67.0%)で、「学問・勉強」(62.4%)、「恋愛・交際相手」(56.0%)、「友情・友だち」(46.8%)を上回る。
恋愛よりも仕事やお金かぁ。恋愛に困っていないということか、それとも時代を反映してのことなのか。
「いじめ」に関しての質問もされており、以下のような回答がされています。
46.5%が「これまでにいじめを受けたことがある」、37.8%が「いじめをしたことがある」と述べた。73.8%は「周囲でいじめが行われていたことがある」と回答している。
「いじめ」に関しては受け止め方もあるのかもしれませんが、多くの人が体験していることになります。46.5%ですけど、答えにくい質問でもあるので、本当はもっと多いんじゃないか、という気もしました。
ぼくも小学生時代にいじめられたことがあるのですが、あの時はなぜいじめられるのか、というのが分からずにいました。だから本当にどうしようもないというか。
今になると「こういうことだったのかな」と、ふと日常生活の中で思い出すことがあるのですが、いまさらだったりもします。30年も経つのに思い出すなんてね。
いじめられれば、やっぱり死にたくもなると思うのです。周りが悲しむとか、他に生きる場所がいくらでもあるとか、小学生や中学生くらいだと当人には思いも及ばないないんじゃないかと。
「いじめ」のない世の中というのは難しいとは思うのですが、だからこそ少なくとも「職場や学校はいじめを助長する環境である」(63.5%)、「いじめがあっても周囲のおとなは何もしてくれないと思う」(76.0%)というのはちょっとでも変わると良いな、と思いました。
そのためには何ができるのか。