「ボルサリーノ(Borsalino)」イタリアの老舗帽子メーカーが破産手続き申請

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「ボルサリーノ」といえば、個人的には真島昌利の「アンダルシアに憧れて」ですが、その歌詞に登場する「ボルサリーノ」が破産手続きを申請したということです。イタリアの老舗帽子メーカーに何があったのでしょうか。セレブ御用達「ボルサリーノ」破産手続き申請という記事になっていました。

イタリア北部のアレッサンドリア(Alessandria)の裁判所は同社の救済案を棄却し破産手続きに入ったと、イタリア労働連合(UIL)のエリオ・ブリコラ(Elio Bricola)はAFPに話し、当面は「事業を継続させるだろう」が、「従業員は怒っており、将来を不安視している」と語った。

ジュゼッペ・ボルサリーノにより1857年に創業しました。160年の歴史を有し、多くの有名人からも愛されました。「インディ・ジョーンズ」でハリソン・フォード、マイケル・ジャクソンやファレル・ウィリアムスらからも愛されています。そのまま「ボルサリーノ」という映画にもなっています。

ボルサリーノ – Wikipediaによると「ボルサリーノ社が、柔らかい(ソフトな)フェルト帽を販売するまでは、紳士帽子は堅く固めた製品であり、ソフトな帽子を初めて販売した事で、ソフト帽の代名詞となっている」ということです。

元オーナーは詐欺と脱税で逮捕されており、イタリアの投資会社が救うために経営権を握るなどしたものの、最終的には破産手続きを免れなかった‥‥ということです。一度破産し、従業員を解雇して再出発するのでしょうか。