「Dell」創業者マイケル・デルらが株式を買取、株式非公開化へ

2013 02 07 1010

PC大手の「Dell」を創業者であるマイケル・デルとSilver Lakeを中心とする投資ファンドSilver Lake Partnersが買収することが発表されました。米Dellが株式非公開化へ、創業者ら買い取り – Microsoftも参画という記事になっています。

Dell氏とSilver Lake Partnersによる買収は、経営陣が参画したバイアウトである。買収資金を融資するSilver Lake Partnersには米欧の金融機関のほか、Microsoftが加わった。

買収金額は244億ドルで、株式非公開化を計画しています。株式を非公開化することで、株主の意向に左右されることなく、再建しやすくるのが狙いです。

需要はPCからタブレットに移り、それが「Dell」の低迷にも繋がっていると思うのですが、今回、Microsoftも加わっているというのは、そちらの動きもあるのでしょうね。

ネタフルでは「Dell」身売りか → 株式非公開化して再建へという記事を書いていました。

引き続き、マイケル・デルが会長兼CEOとして「Dell」を率いるとのことです。どうなるでしょうか。

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Dell、総額244億ドルでの株式非公開化を発表 Microsoftは20億ドル融資 – ITmedia ニュース

Dellはかつては米Hewlett-PackardとPC市場で首位を争っていたが、2011年第3四半期に中国Lenovoに抜かれ、3位に落ちた(米Gartnerの調査)。