ノキア、日本での携帯電話販売を終了

ノキア、日本国内での携帯電話販売を打ち切り–高級ブランド「ヴァーチュ」に注力という記事より。

携帯電話端末ベンダーとして世界最大手のノキアは11月27日、日本において携帯電話端末の販売を打ち切ると発表した。今後は、高級ブランド「Vertu(バーチュ)」の展開に注力する。

ノキア、MVNOにより日本で携帯電話事業に参入へというニュースがあったばかりなのですが、こちらが「富裕層向けの高級端末」ということで、記事にある「Vertu(バーチュ)」ということですね。

まあ、庶民からしてみると事実上の撤退‥‥ということになるのでしょうか。

「現在の厳しい世界的な経済傾向の中では、日本独自の製品展開のための投資を続けていくことはできないとの判断を下した」ということです。ただし、日本での研究開発は続けるとのこと。

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端末のローカライズは日本の通信キャリアの仕様に合わせたソフトウェア開発だけでなく、日本語化も行わないとしており、日本語が使えるNokia端末は日本市場から姿を消すことになる。

ノキア、日本での携帯電話販売を打ち切り – キャリア向け端末も対象

なお販売を打ち切るのは、ノキアの直販端末だけでなく、キャリアから販売される端末も対象となる。同社は、ソフトバンクモバイル向けに「Nokia N82」「Nokia E71」、NTTドコモ向けに「Nokia E71」の提供を予定していた。