ノキアが日本で携帯通信事業参入という記事より。
フィンランドの世界最大手の携帯電話端末メーカー、ノキアが来年春にも日本で通信事業に乗り出す方針であることが22日、分かった。自社の端末を使った携帯通信事業を手掛けることでブランドを浸透させ、端末販売の拡大を目指すのが狙いとみられる。
MVNO(仮想移動体通信事業者)というのは、既存のキャリアから回線を借りて独自ブランドでサービスを提供すること、です。
これまでにはディズニーがソフトバンクから回線を借りて“ディズニー携帯”を提供している事例があります。
同様に世界最大手のノキアが、ドコモから回線を借りてノキアブランドで携帯電話サービスを開始するということです。
世界最大手といっても、確かに日本での知名度は低いノキアなので、ブランド名を冠したサービスを提供することで、知名度向上を図りたい狙いがあるのでしょう。まずは富裕層向けの高級端末を投入し、ブランド力を高めるということです。
日本ではNTTドコモやソフトバンクモバイルが端末を取り扱っているが、携帯向け地上デジタル放送(ワンセグ)や決済サービスの「おサイフケータイ」など多彩な機能を持つ国内メーカー機種に押されて、ノキアは低いシェアにとどまっている。
「iPhone」と同様に、日本独自に進化している機能に対応できていない、というところが弱いのですね。MVNOで果たして、挽回することができるでしょうか。
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ノキアは携帯電話の販売で世界シェアの4割を握る。欧州やアフリカ、中国、インドなどで普及モデルを中心に人気。