日本のメディアでは伝えられていないと思われますが、韓国では2006年秋にパチンコが全廃されたのだそうです。なぜパチンコ全廃が可能だったのかをレポートした「なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか」という新書です。
パチンコによる被害が叫ばれて久しい。依存症でサラ金、闇金の借金まみれになった末に家庭崩壊、自殺という例は跡を絶たず、炎暑下の赤ちゃん車中置き去り死亡事故も相変わらずである。著者は長年、パチンコ依存症の問題を取材してきたが、2006年暮れ、たまたま旅行した韓国で、パチンコが全廃され、すべての店舗が姿を消しているのを目にした。ところが驚いたことは、日本に帰ってきて新聞雑誌をみても、そのことを報じている新聞は皆無で、そのことを知っている識者も誰もいなかったことである。
カスタマーレビューによると、パチンコは2000年代に日本から韓国に導入され、さまざまな社会問題を引き起こして数年で全面禁止になったそうですよ。日本でもいろいろ問題は起きてますよね。
ということで「パチンコを全廃した韓国、やめられない日本」という記事で知りました。
韓国では「日本同様に依存症が社会問題にもなっていて、マスコミもパチンコに対して厳しい批判を浴びせた」けれど、日本では「マスコミはかつては自粛してたパチンコの広告を楽しいゲームのように掲載、放送」しているから批判ができないのでしょうね。