Movable Type 3.1の主な新機能について

Movable Type 3.1の主な新機能について公開されています。

米シックス・アパートは7月26日に、Movable Type 3.1の新機能についての概要を発表いたしました。Movable Type 3.1は、ユーザーの方から要望の高かった新機能を搭載することで、さらに使いやすいウェブログ・ツールとして発展していきます。

シックスアパートのブログから引用しますと、次のような感じです。

Movable Type 3.1の主な新機能:

・テンプレートごとに管理可能なダイナミックPHPページ生成: テンプレートごとにダイナミック・ページとして生成するかスタティック・ページとして生成するかを指定できます。これによりウェブログ作成の容易性とトラフィックによる負荷のバランスを取ることができます。たとえば、記事配信用のXML(RSS)ファイルのようなアクセス頻度の高いドキュメントはスタティック・ページにすることで、高速に転送が可能でありながらサーバーの負荷を下げることができます。また、個別記事のアーカイブなどは、ダイナミックページにすることでテンプレート全体を変更するような際にページ再構築の手間を省けます

・予約投稿:作成した記事をウェブログ上に表示する日時を指定できる機能で、ウェブログの自動的な更新を可能にします。コンピューターの前にいなくても、指定日時に新しい記事が表示されるので、あなたのウェブログを常に最新のものにしておくことが可能です

・サブカテゴリー:新しいカテゴリー管理用インタフェースによって、記事の分類と表示をより細かに管理できます。サブカテゴリーを1つの親カテゴリーから他の親カテゴリーに移動することも簡単です

・アプリケーション・レベルのコールバック:Movable Typeのプラグイン開発者は、この機能により再構築などのイベントをプラグインに連携させることや、プラグインを独自のカスタム機能で拡張することができます

どれも待望の、ですね。

アメリカでは8月31日のリリースを予定、日本語版はその45日以内を予定しているそうです。価格は現行のMovable Type 3.0と同じで、Movable Type 3.0から3.1へのアップデートに追加費用は発生しません。

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Movable Type 3.1では、記事投稿機能の強化が図られ、記事カテゴリーをさらに細分化できるサブカテゴリー機能、登録した記事を指定の時間に自動公開する機能が追加された。そのほか、テンプレートごとにページ生成方式を振り分けてトラフィック分散などに利用できる機能や、プラグインのカスタマイズや連携などプラグイン開発者向けの機能強化も行なう。