ブログで自滅する人々(第1回)~ブログで「祭られる」人々という記事が話題になっているようです。
以前からさまざまな団体や個人を対象に繰り広げられて来た「祭り」だが、最近はブログサイト中の記述が原因で「祭られ」てしまう個人の例が増えている。そして昨今、「祭られ」てしまった人は、実生活にも大きなダメージを受けることになりがちだ。
「祭り」の事例を挙げ、
「祭り」はなぜ起こるのか? 「祭られ」てしまったら、いったいどうすればいいのか?
などをまとめている記事です。
恐らく、
・誰も見ていないだろう
・自己顕示欲
・面白半分
などで書いてしまった些細なエントリーがもとで、「自滅」の道をたどっているのだと思いますが、インターネットで公開する以上、誰も読んでいないということはあり得ません。Googleにクロールすればキャッシュとして見ることができますし、自分のブログを削除したとしても、「祭り」の痕跡は残り続けます。
ブログで自滅する人々(第2回)~「祭り」はこうして進行するでは、祭りの発生の仕方や対応の種類などが分析されています。
「祭り」のフォーマットが形作られるきっかけとして、
・2002年に起きた「D事件」
・2003年に起きた「J祭り」
ではないか、と推測されていますが、「J祭り」はぼくもよく覚えています。確かに「祭り」にリアルタイムに遭遇したのはこれが初めてだったような気がします。
一昔前なら「祭られ」てしまっても、「ネット上での死」さえ受け入れればそれで済んでいたかもしれないが、今はそうはいかない。
本当に。サイトをバックアップされたり、キャッシュとして残ったり。顔出し、名前だしでブログを書くことは、ある意味ではこうしたリスクも引き受けつつ、というのを自覚していないと無自覚なままに大変危険な場面に遭遇してしまうことになりますね。