「ブログの時代は終わった」か:米調査という記事より。
ブログはもう頭打ちなのだろうか? CBラジオや木工などのニッチな趣味のように、ゆっくりと時代遅れになっていくのだろうか? 「ブログ」という言葉も、一般的な語彙から外れて、古びた言葉になっていくのだろうか?
数年前に「ブログはもう終わりだ」みたいな議論があったのですが、いよいよ「ブログの時代」が終わりつつあるのかもしれません。
Pew Internet & American Life Projectの新しいレポートはそれを示唆している。ティーンエージャー(12〜17歳)によるブログは2006年から半減しており、「ミレニアル世代」(18〜33歳)のあいだでもブログを書く習慣がなくなりつつあるという。
ブログを書かなくなった人たちは何を書いているのか? ツイッターやFacebookという訳ですね。
ブログの記事はそれなりに長文になりますから、考えをまとめるような作業が必要になり、ちょっと億劫に感じますよね。
そういう意味では、短文のツイッターが書きやすい、というのは非常によく分かります。ぼくも「ブログでまとめるほどではない」というものは、ツイッターで書きますし。
とはいえ、ツイッターはあくまでもフロー情報で、そこから先のランディング先が必要になります。それはリアルの店舗だったり、電話での問い合わせかもしれませんが、ウェブページへのリンクを辿ることが多いのではないでしょうか。
そこで、ストック情報のブログが、改めて見直されるんじゃないかな、と思っています。
何かを探す時、検索エンジンの結果として出てきて参考になるのは、やはりブログが多いんじゃないかと思うんですよね。
というような話も拙著「マキコミの技術」では書いております。