アップル・ロゴはなぜ逆さまだったか « WIRED.jp 世界最強の「テクノ」ジャーナリズムという記事がありましたよ。現在のロゴの向きとは逆だった時代があるのですが、それはなぜだったのか、という記事です。
「マック信者」となって日の浅い人は知らないかもしれないが、Apple社のノートパソコンのフタの上で光り輝く象徴的なロゴが、「逆さま」に配置されていたことがあった。開いた状態の『PowerBook』や『iBook』を別の人が正面から見ると、Appleのロゴが軸の上でバランスをとり、まるで爪先立ちで回転している最中のように見えたのだ。
「MacBook」は他の人から見ると、Appleマーク向きが正しく見えるのですが、そうでない時代もあった、ということなのですね。
「えー、そんなことあったかな?」と思ってググったところ、確かに「PowerBook G3」は逆になってました。
どうしてAppleロゴは逆さまになっていたのか?
当時の最高経営責任者(CEO)であったスティーブ・ジョブズは、ユーザーにとって最高の使い勝手を求めていたため、Appleのロゴは当初、周囲にいる人には逆さまに見えるように配置された。
なるほど、使い手にベストな状態として、使い手から見て正しい方向にロゴが配されたという訳なのですね。このことに関しては、Appleのデザイン部門でもかなり議論されたようです。
しかし、数年後にこれは修正された。「逆向きの状態でパソコンを開けるのは数秒間だけの自己修正される問題だが、逆さまになったロゴを眺めるのはずっと続く問題だ」と、モレノ氏は書いている。
そして、現在のような向きに、Appleロゴは修正された、と。なるほどですね。