CEO の Steve Jobs 氏は、iTunes Music Store の1年目の成果について、シングルおよびアルバムの合法ダウンロード市場で70%以上のシェアを獲得したことをあげ、満足していると述べた。Apple によると、iTunes Music Store 利用者は現在、週あたり270万曲ほどを購入しているという。
Mac版、Win版ともにダウンロード可能です。Mac版はソフトウェアアップデートからバージョンアップすることができます。
Apple によると、ダウンロード購入した楽曲の再生を認めるコンピュータの台数をこれまでの3台から5台に増やす代わりに、1つのプレーリストをディスクに焼き付けられる回数を10回から7回に減らす計画だという。そして、iTunes Music Store の規模については現在、扱い曲数が70万曲を超え、提供元が5大レコード会社全社および独立系レーベル450社以上に及ぶほどになったと説明している。
新しい機能としては、公開したプレイリストに他のユーザが格付けできる「iMix」、iTunesがユーザの音楽ライブラリから自動的に選曲してくれる「パーティーシャッフル」などが追加されました。
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▼ミュージックストア1周年で『iTunes』もバージョンアップ
ジョブズCEOによると、新機能の1つを使って、コピー保護されていない『Windows Media Audio』(WMA:ウィンドウズ・メディア・オーディオ)ファイル(ウィンドウズマシンで、iTunesと競合する米マイクロソフト社製メディア・プレーヤーを使っている人たちにはおなじみのファイル形式)として保存してきた楽曲も、アップル社の『AAC』(アドバンスト・オーディオ・コーディング)形式に変換できるという。この機能によりiPodとの同期も可能となる。