アップル、原田社長が退任

アップル、原田永幸社長が退任です。

アップルコンピュータ株式会社は28日、原田永幸社長の退任を明らかにした。原田社長は、’97年4月11日に就任、同社の社長としては異例に長い6年余りの任期を勤めた。

深夜、秋葉原をシャーロック・ホームズの格好をして歩いていたのが思い出されます。当時はメタ検索エンジンとかがあまりなかったし、Googleもなかったように思うので(あったっけ? あっても今ほどではなかったと記憶してますが)、検索用アプリケーションだった「Sherlock」は実に革命的で使いやすいものだと思いました。

原田社長の任期は2月まで。後任はApple本社でワールドワイドの営業担当上級副社長であるTimothy D. Cook氏が就任するそうですが、これはあくまでも暫定的なもので、日本人の社長を探す予定だそうです。Cook氏は日本に滞在する予定はなく、事実上の社長不在と。

原田社長は「IT業界以外から社長就任要請があったため」の退任ということで、ヘッドハンティングされたようです。さて、次はどなたが社長になるんでしょうか? 楽しみです。

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アップルコンピュータ原田社長が退任

同社広報によれば、今回の原田氏の退任理由は日本法人の経営手腕を高く買われた原田氏が他の企業にヘッドハンティングされたためだという。

アップル原田社長退任 – 後任は未定だが暫定的に米国から

原田氏は1990年にアップルコンピュータに入社、1997年に代表取締役社長に就任した。「リンゴスターズ」を率いてユーザイベントなどでバンド演奏をするなどユーザに対する露出も高く、アップルコンピュータの顔とともいえる存在だった。

アップルの原田社長が退任 後任は未定

原田社長は1997年に就任。アップルは「毎年2ケタ成長を続けている」(同社)と好調で、退任の好機と判断したようだ。