医療機器への磁気干渉の可能性のあるApple製品が公開

Apple magnet 29

Appleが「医療機器への磁気干渉の可能性について」というページを公開しています。

特定の状況下において、磁石や電磁場が医療機器に干渉するおそれがあるため、医療機器への磁気干渉の可能性のあるApple製品の一覧が公開されています。

例えば、植え込み型のペースメーカーや除細動器に内蔵されているセンサーが、磁石や無線送信機が近付くと反応する場合があるとしています。

Appleでは、こうした医療機器への干渉の可能性を排除するため、Apple製品は医療機器には近付けず、安全確保のために必要とされる距離を確保してください(15cm以内、またはワイヤレス充電時は30cm以内には近付けない)としています。

「磁石を内蔵している Apple 製品」として一覧になっているのは以下の製品です。

AirPods と充電ケース

AirPods および Charging Case
AirPods および Wireless Charging Case
AirPods Pro および Wireless Charging Case
AirPods Max および Smart Case

Apple Watch とアクセサリ

Apple Watch
Apple Watch の磁石内蔵バンド
Apple Watch の磁気充電アクセサリ

HomePod

HomePod
HomePod mini

iPad とアクセサリ

iPad
iPad mini
iPad Air
iPad Pro
iPad Smart Cover および Smart Folio
iPad Smart Keyboard および Smart Keyboard Folio
iPad 用 Magic Keyboard

iPhone と MagSafe アクセサリ

iPhone 12 モデル
MagSafe アクセサリ

Mac とアクセサリ

Mac mini
Mac Pro
MacBook Air
MacBook Pro
iMac
Apple Pro Display XDR

Beats

Beats Flex
BeatsX
PowerBeats Pro
UrBeats3

他のApple製品にも磁石を内蔵しているものがあるものの、医療危機への干渉リスクはさほど高くないと考えられているということです。