「Apple Watch」と血糖値の測定とアプリについて調べてみた

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Twitterで「Apple Watchで血糖値の測定で来るアプリは出てきてるのでしょうか?」という質問を頂いたので、健康と「Apple Watch」の関係は興味があるので調べてみました。Dexcomが開発した「Dexcom G4 PLATINUM System with Share」がそれで、アップルウォッチに血糖値アプリ―デクスコムが開発という記事になっていました。

米医療機器メーカーのデクスコムは糖尿病患者の血糖値を米アップル製スマートウォッチの画面に表示するアプリを開発中だ。当局がこうした健康関連システムに対する規制を緩和するなか、アップルウォッチが健康医療市場に食い込む足がかりとなりそうだ。

この記事だけ読むと「Apple Watch」で血糖値が計測できそうですが、さらに「Apple Watch」の糖尿病患者向け血糖値測定アプリ、Dexcomが開発–WSJという記事にシステムの詳細がありました。それによると「ボディセンサ型の血糖値モニタを腹部に装着」し、このセンサーが5分おきに血糖値を計測、小型のデバイスにデータを送信、それがiPhoneに送られ、さらに「Apple Watch」でデータを閲覧できる、という仕組みになっているそうです。

これがどの程度、便利になるのかという点に関しては、小型デバイスやiPhoneを取り出さずに血糖値を確認できる、というメリットはあります。しかし「血糖値が、ポンプの画面に出るか、Apple Watchの画面に出るかだけの差じゃないの?」という意見を書かれているブログもありましたので、個人の使い方によるのだと感じました。

発売前からApple Watch無敵説。血糖値だって測れる : ギズモード・ジャパンには、腹部のセンサーに関して次のように記述されています。「極薄のセンサーを皮膚下に埋め込み」ということですので、こうなってくると「Apple Watch」は血糖値を測定するめのものではなく、データのビュワーなんだな、ということが分かります。

ニュースリリースによると、2015年4月24日から「Apple Watch」用のアプリがダウンロードできると記載されていました。

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もともと「Dexcom G4 PLATINUM System with Share」という製品があり、iPhoneと連携していたものが、さらに「Apple Watch」にも対応するということのようですね。