少し前に友人であるライターの熊山さん @kumaya がFacebookに「Apple Watchを試してみたい人はいませんか?」という投稿をされていました。熊山さんとはマレーシア取材に行ったこともあります。ぬいぐるみと写真を撮るパイオニアでもあります。
どんな企画かよく分かっていなかったのですが、試せるものなら試してみたいと思わず手を挙げたら、どうやら2ヶ月目で順番が回ってきたようで、いま手元には‥‥というか、左手の手首には「Apple Watch Series 6(40mm)」が巻かれています。
ためしてみます「Apple Watch」
スマートウォッチに関しては、数年来、便利に使っています。Pebbleにはじまり、Amazonで販売される中華スマートウォッチはあれこれ試しましたし、モニターとしてfitbitも試しています。
Macintosh SE/30にはじまる30年来のAppleユーザーですが、実は「Apple Watch」だけは購入したことがありません。なぜか? それはひとえにバッテリーの持ちが悪いからです。
これまで使用してきたスマートウォッチ/スマートブレスレットは、どれも1〜2週間くらいはバッテリーが持つものばかりでした。睡眠や運動など、日常のライフログを記録すると思えば、毎日充電が必要なものなど、ライフロガーに値せぬ、くらいの感じで思っています。
だって、腕から取り外したら、その間のライフログは取れないんですよ? そもそもの目的を見失います。ありえない。
という心持ちだったので、ついぞ「Apple Watch」に手を出すことなく、いつの間にかSeries 6までたどり着いていたというわけです。
いま、手元にあるのは40mmでホワイトの「Apple Watch Series 6(40mm)」です。左腕に巻いています。これまで左腕に巻かれていたfitbitは右腕に移動しています。違和感が半端ないです。本田圭佑を笑えません。
とりあえず「Apple Watch」の電源を入れてiPhoneのそばに置くとペアリングを始めるので、それに従って使用を開始してから24時間くらいが経過したところです。
気づいたら「Watch」とか「フィットネス」というアプリがインストールされていました(なんとなく過去に削除した記憶があります)。
自分のライフログを確認するのに「ヘルスケア」アプリを起動する必要があることに気づくまで、半日くらいかかりました。なんだか、いきなり大量のアプリが「Apple Watch」にインストールされたりして、預かり知らないところで何かが行われている感覚があって、少し不安になるところもあります(インストールを許可した記憶もあるのだが)。
なんとなくですけど、これまでのApple製品とは少し毛色が違う気がするんですよね。単体で使うものではなく、iPhoneのようなコンパニオン製品を伴うからなのかもしれませんが。いろいろ連携の概念が必要になる気がします。
まずは、24時間使った感想です。
・思ったよりバッテリーが持っている
・動くことを促されるので動かざるを得ない
・文字盤の良いデザインがない
・システムの全体像がよく見えない
・40mmだと小さい
・過去のロガーではなく未来志向のツールに感じる
・通知の音が心地よい
・届く通知の種類が多い
・Apple Watchの充電が完了するとiPhoneに通知がくる
どう使うのが便利なのかも、まだ見当がつきません。もしオススメの使い方があれば、ぜひ教えてください。
ということで、とりあえずこれから1ヶ月間に渡り、50歳手前のオジさんが「Apple Watch Series 6(40mm)」を使ってみます。その結果は、Mac系雑誌で記事になるそうです。どんな結末になるのかお楽しみにしていてください。
また、ご報告します。
現行は3モデル
とりあえず、息子も「Apple Watch」に興味を持ち始めたので調べたところ(ビックカメラで話を聞いてきたところ)、以下の3モデルがあるそうです。
・Apple Watch Series 3
・Apple Watch SE
・Apple Watch Series 6
コスパの良い旧モデル、廉価版、そしてフラッグシップモデル。iPhoneのラインナップと同じですね。それにしても数世代前のモデルがまだ現役なのが凄いです。SEに取って代わられるのでしょうが。
「SE」と「Series 6」の大きな違いとしては「血中酸素ウェルネスアプリ」「心電図アプリ」の有無です。
詳しく見ると、心電図機能と不規則な心拍の通知機能はいずれも22歳未満はターゲットではないようなので、若い人なら「SE」で十分ということなのでしょう。