スタジオジブリが、スタジオジブリ全作品の場面写真を順次、提供していくと発表しています。「今月から、スタジオジブリ作品の場面写真の提供を開始します」です。
今月からスタジオジブリ全作品の場面写真を順次提供することになりました。今月は、新しい作品を中心に 8作品、合計400枚提供します。
今月は、以下の作品から50枚ずつ場面写真が公開されています。
・思い出のマーニー
・かぐや姫の物語
・風立ちぬ
・コクリコ坂から
・借りぐらしのアリエッティ
・崖の上のポニョ
・ゲド戦記
・千と千尋の神隠し
合計400枚の場面写真です。
詳細な使用条件はなく「画像は常識の範囲でご自由にお使いください」とされています。
良心的のように見えて、判断が難しいところがありますが、感想を書くような場合に利用すれば問題はないでしょうかね。
今回の発表を受けて、元スタジオジブリでアニメーター、アニメ監督の米林宏昌氏が次のようなツイートをしていました。
ジブリが自由につかっていいということなので、自分が原画をやったところを。
千尋は長編の原画初だったので緊張しつつ、いろいろ研究しながら描きました。ハクにダンゴを食べさせるところはみんなで大型犬に触れながら動きを観察したなあ。 pic.twitter.com/Q4MRJpB7hs— 米林宏昌 (@MaroYonebayashi) September 18, 2020
お父さんが食べてるブヨブヨした食べ物はシーラカンスの胃袋と絵コンテに書いてありました。
ハクはシュッと動いてピタッと止まるので原画が少なくて楽チン。千尋はビクビクしてるので原画が多くて大変。— 米林宏昌 (@MaroYonebayashi) September 19, 2020
後から「どうやら絵コンテには書いてないようです」とは訂正は入っているものの「千と千尋の神隠し」でお父さんが食べているブヨブヨした食べ物は、シーラカンスの胃袋だったとは!