サッポロとファミマが共同開発したビール「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」商品デザインの誤表記で発売中止に 〜“LAGER”を“LAGAR”と表記か?

Sapporo stop 202101

サッポロビールとファミリーマートが共同開発し、2021年1月12日より数量限定で発売する予定だったビール「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」が、商品デザインの誤表記により発売中止になったと発表されています。

「LAGER」を「LAGAR」は誤記?

商品デザインの一部の誤記ということですが、どうやら「SAPPORO BREWERIES」の左上にある「LAGAR」が誤表記のようです。

ちょっと分かりにくいのですが、この部分です。

Sapporo stop 202101 3

本来であれば「LAGER」となるべきところ、確かに「LAGAR」と書いてあります。

さらに悪いことに「LAGAR」にはスペイン語で「ワイナリー」という意味があるのだそうです。

サッポロビールとしては「商品デザインの一部に、誤表記があることが判明したため、発売を中止する」としていますが、この誤表記が原因なのでしょうね。

何度もチェックしてきたはずだと思いますが、みんなが疑わないようなところにミスが潜んでいたと‥‥担当者のことを思うと、胸が苦しくなりますね。

発売される前に気づいたから、回収する手間がかからなくて良かったと‥‥前向きには考えられないですね。

「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」は、古くから用いられていた伝統的な製法である3回煮沸法を採用した濃醇なビールで、明治9年に日本人による初のビール工場として開業した「開拓使麦酒醸造所」で用いられていた伝統的な製法を採用したものでした。

廃棄かぁ‥‥廃棄だろうなぁ‥‥。

ヤッホーブルーイングが、余剰のクラフトビールを原材料にしたスピリッツを作っていたのですが、そんなわけにはいかないですよねぇ。