「インディテックス」スペインのアパレル大手が「ZARA」300店舗を含む1,200店舗を閉鎖へ → オンライン販売を強化

「インディテックス」スペインのアパレル大手が「ZARA」300店舗を含む1,200店舗を閉鎖へ → オンライン販売を強化

「ZARA」などのブランドを展開するスペインのアパレル大手「インディテックス」が、その「ZARA」300店舗を含む1,200店舗を閉鎖することが明らかになったそうです。新型コロナウイルスによる影響です。

「ZARA」世界で300店舗を閉鎖へ、新型コロナ影響という記事になっていました。

「ZARA」など複数のブランドを展開するスペインのアパレル大手「インディテックス」は10日、第1四半期の決算を発表、売り上げは前の年の同時期と比べて44%減少、純損益は4億900万ユーロの赤字だったと発表しました。

4億ユーロは日本円にすると500億円弱です。大変な赤字です。

一方で、4月のオンラインの売上は前年4月と比べて95%増加したそう。ほぼ2倍です。店舗を整理し、今後はECも伸ばしていくとのことです。

「ザラ」の親会社、20年2~4月期は44%減収 21年までに最大1200店を閉店へによれば、2019年には14%だったECの売上比率も、2022年には25%以上に引き上げる意向です。

内訳としては「ザラ」が250〜300店、「プル&ベアー(PULL & BEAR)」が140〜165店、「ベルシュカ」が135〜160店など。

「インディテックス」は新規に450店舗をオープンする一方で、既存の7,400店舗の中から小規模な1,200店舗を閉鎖するとしているということです。

新型コロナ:ZARA1200店閉鎖、世界の2割弱 EC比率を25%にによると、伸びている企業もあります。

06年に創業したネット専業の英国のファストファッション「ブーフー」は、SNS(交流サイト)で顧客の反応をみて人気が出そうな新商品を次々と投入している。

こうした新興企業が、既存の企業の脅威にもなっているということです。「GAP」も家賃の支払いを中止しているそう。