格安SIMサービスの「IIJmio」が、日本初のeSIMサービス「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」を、2020年3月19日より正式に開始します。月額料金150円+1GB 300円から利用できるeSIMサービスです。
「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」を開始
IIJでは2019年7月より国内で初めてeSIMサービスのベータ版(6GB/月額1,520円)の提供を開始しました。ベータ版での要望をふまえ、正式サービスとして「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」を開始します。
なお「IIJmioモバイルサービス ライトスタートプラン(eSIMベータ版)」もサービスを継続するとしています。既に1万回線以上の申し込みがあるそう。
eSIMサービスは利用中のキャリア回線とは別に、2回線目として追加することができます。
「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」の料金
初期費用:3,000円
月額利用料:150円
SIM発行手数料:200円
SIM再発行手数料:0円
ユニバーサルサービス料:なし
バンドルクーポン(高速データ通信量):0GB
データ通信量の追加:可(1GB単位)
eSIM専用データ(クーポン)料金:
毎月1枚目(1GB)300円
2枚目以降(2GB~)450円
何もしなければ月額150円で維持することができます。データ通信量超過後は通信不可となります。
動作確認済端末(2020年3月17日現在)
iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Max
11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro(第3世代)、iPad Air(第3世代)、iPad mini(第5世代)、iPad(第7世代)
Google Pixel 4、Pixel 4XL
Microsoft Surface Pro LTE Advanced、Surface Pro X
ASUS TransBook Mini T103HAF-LTE、T103HAF-GR079LTE
「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」はどう?
ぼくは「IIJmioファミリーシェアプラン」を利用しているのですが、クーポン(データ通信量)を追加購入すると1枚220円(税込)/100MBです。
1GBで450円の「IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ」をeSIMとして契約しておいたほうがかなりコストを抑えることができますね。
なお、追加購入したデータ容量は翌月への繰り越しができないので注意してください。
追記:
自分で申し込みして設定してみました!
▶【IIJmio】「eSIMサービス(データプラン ゼロ)」申込方法
▶【IIJmio】「eSIMサービス(データプラン ゼロ)」設定方法
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例えば大手キャリアの場合、データ容量のチャージには1GBあたり1000円掛かるため、IIJmioの方が安価にチャージできる。
▼IIJmio、eSIM正式プラン発表。iPhoneで使える維持費150円からの『ギガ切れ救済』プラン – Engadget 日本版
ユーザー層も40〜50代が中心となっているIIJmioのメイン層とは異なり、20〜30代の人が約4割を占めており、またIIJmioに新しく加入するユーザーが大半だったとしています。
▼IIJ、iPhone 11やPixel 4で使える1GB300円~のeSIMサービス「データプランゼロ」 – ケータイ Watch
eSIMの再発行手数料は0円に設定されている。これはベータ版で、「調子が悪いとeSIM情報を含めリセットする」人が多かったため。そうした場合でも気軽に利用できる形とした。