藤田ニコルが「サンデー・ジャポン」に出演し「ステマ依頼は個人的にいっぱいくる」という話を語っていたそうです。藤田ニコル、ステマ依頼は“直”で「いっぱい来る」とい記事になっていました。
モデルでタレントの藤田ニコル(21)が3日、TBS「サンデー・ジャポン」(日曜前9・54)に生出演。自身のSNSに大量の「ステルスマーケティング(ステマ)」の依頼が来ることを明かした。
お笑いコンビ「ミキ」のツイートがステルスマーケティング(ステマ)ではないかと非難を浴びたのをきっかけに「ステマ」に関してかつてないような盛り上がり(?)を見せています。
平たくいえば、主に金銭を受け取ったことを明かさずに(隠して)宣伝することを「ステルスマーケティング」というわけですが、サービスを受けている、商品の提供を受けているといった場合にも、関係性の明示はすべきでしょう。
「ミキ」の場合も、ツイートに対して金銭が支払われているのに、そのことを #PR や #AD といったタグで明示しなかったことで、ステマなのではないかと非難されています。
藤田ニコルも「DM(ダイレクトメ―ル)の欄を開いたら、事務所を通さず個人的にいっぱい来てるんですよ」と語ったそうですが、中には闇営業のような形でお金を受け取りながら、そのことを隠してTwitterやInstagramに投稿している有名人も少なくないかもしれません。
最近はテラスハウスやバチェラーといった素人が参加して一気に有名になる番組も話題ですが、出演して有名になって、Instagramでの投稿をビジネス化するためのステップとして利用されている人もいるのでは‥‥という話も聞いたことがあります。
InstagramやTwitterの投稿に対して金銭が支払われることは、非常に簡単にお金が動きやすくなっているという現実があると思います。
もちろんフォロワーが多く、影響力があるのであれば、そこに対して金銭が支払われることを否定するものではありませんし、それがビジネスだと考えますが、もしお金を貰って投稿していることを隠していたらどうでしょうか。
中には「好きな人だから良い」「内容が良ければ気にしない」というファン目線もあると思いますが、その投稿を見るのはファンだけではありません。
もしかすると昨今話題の血液クレンジングのように、健康や身体に関する商品やサービスに関して、有名なインフルエンサーが投稿しているのをあなたが見かけたらどうでしょうか。
もし健康状態を害し弱っている時に「これで元気になりました」「体調が回復した気がする」という投稿を、金銭を受け取っていることを隠して投稿されたものを、あなたが見たとしたらどうでしょうか?
これまでは自主規制という形で業界のルールが設定されていたのみでの運用が続いていたわけですが、昨今のステマ騒動を見るにつけ、やはり法規制が必要なのではないかとも思っています。
なぜPRや提供を受けている関係性の明示を書かないことがいけないことか、ということを有名人、芸能人含めて、ブロガーやインフルエンサーも理解していない人が多いような気がしているからです。
PRがあると読む気がなくなるとか、PRがあると依頼主に気を使うといった話もありますが、やはり第一に考えるべきは読者のことであり、関係性を明示することは大事なことだと思います。
#PR を入れるとか 関係性を明示する とか、実は難しいことではないんですよね。むしろ PR 依頼をされるというのは誇るべきことではないでしょうか。それまでの活動が認められたということで。きちんと書ける人は、書く内容への信頼感も高まると思いますし。
ステマを弁護する人に「違法じゃない」と言う人がたまにいるんですけど、そんな状況じゃない事を記事に書いといた。https://t.co/Ewv57HXCtO
あとFTCは法整備してるし、消費者庁もステマ行為をガイドラインで警告してるから、違法化一歩手前で自主規制してるのが現実だからね。あと読者第一だよね。 https://t.co/3bvPIxmv2v
— ǝunsʇo ıɯnɟɐsɐɯ (@otsune) November 7, 2019