今風に言うとピボット?
創業当時の事業と、現在の事業の違いに驚くランキングがまとめられいいました。「創業当時の事業に驚く有名企業ランキング」の1位は「ロッテ」で、創業者が最初に手がけたのは石鹸、ポマードの製造販売でした。
定番商品がある有名企業でも、創業当時は現在と異なる事業からスタートしている有名企業も少なくありません。中には全く予想できない事業からその歴史を歩みだした企業にびっくりすることも!
トップ5は次のようなランキングになっています。
1位 株式会社ロッテ(石鹸、ポマードの製造・販売)
2位 KFCコーポレーション(ガソリンスタンド)
3位 マツダ株式会社(コルク栓製造)
4位 株式会社サンリオ(絹製品販売)
5位 株式会社ブリヂストン(仕立物業)
うまく変化することができてきた企業‥‥ということなのでしょうね。
KFCコーポレーションがガソリンスタンドというのは驚いたのですが、これ、カーネル・サンダースの話なんですね。
KFCコーポレーション – Wikipediaでは次のように説明されています。経営を引き受けたガソリンスタンドで、料理を提供するようになったそうです。
その年の6月までに、サンダースは物置を改造して自前のダイニングテーブルを設置し、小さな食事スペースをつくった上で、立ち寄ったドライバーにステーキやカントリーハムなどの料理を提供するようになった
そして、今に続くフライドチキンを販売するようになったそう。
1位のロッテは創業者が石鹸、ポマードの製造販売を行っている時に、戦後に進駐軍のチューインガムが人気なのを見て、ガム製造に乗り出したのだとか。その後、株式会社ロッテが設立されました。
3位のマツダ。地元の広島では誰もが知っているのでしょうが、マツダが元々はコルクを生産する「東洋コルク工業株式会社」として誕生したのは知りませんでした。
マツダの沿革によると、工作機械の製作を開始し、2サイクル250ccエンジンを試作してバイクの生産の乗り出したのですね。
ちなみに、広島東洋カープの「東洋」は、マツダの旧社名「東洋工業」に由来しています。
いろいろ紐解くと勉強になりますね!