なんでもかんでも若者のせいにしてはいけませんが、でもカップ麺か袋麺かといったら、袋麺を手に取る人が増えてても不思議ではないよなぁ‥‥と思いますね。若者の「袋麺離れ」が顕著 メーカーは販売減食い止めに必死という記事になっていました。
「カップ麺」は新ブランドの相次ぐ発売や、災害の備蓄需要などの要因も重なり2014年から右肩上がりの販売量(2017年は37億500万食)を記録しているのに対し、「袋入り」のインスタント麺は4年連続で前年を下回り、16億6770万食(2017年)とカップ麺の半分以下の販売量に落ち込んでいる。
自分が小さい頃を振り返ると、土曜日や日曜日のランチにインスタントラーメン、袋麺を家族でよく食べていた記憶があります。
家族で食べるなら5袋パックで問題なかったですし、当時はカップ麺は今ほど種類も多くなかったように思うので、袋麺に具材を色々と足すとバリエーションも広がっていたんじゃないかと思うんですね。
今は、といいますと。
「カップ麺はいつでもどこでもお湯を注ぐだけですぐに食べられる簡便性がある一方で、袋麺はどうしても麺を茹でたり鍋や器を用意したりと調理に時間と手間がかかります。そのため、特に若い人たちは不便さを感じて、袋麺からカップ麺へのシフトが年々進んでいるのです」
5袋入りで1パックを購入しないといけない上に、自分で調理する手間もある‥‥となると、カップ麺を手に取りたくなるのもよく分かります。
しかし、メーカーも色々と努力しているそうです。
「サッポロ一番」も昨年、“このひと手間が、アイラブユー”をキャッチコピーに、アレンジレシピを紹介して袋麺の新しい食べ方提案をしたり、夏には「冷やしサッポロ一番!」キャンペーンを展開したりするなど、主力ブランドの再強化に乗り出している。
そうか、袋麺のアレンジのアピールをしているのか‥‥と考えて思いあたりましたよ。
ついにチキンラーメン。調理を否定したテレビCMをやっているじゃないかー! 新垣結衣がチキンラーメンをそのままかじってた‥‥。
調理にしないでそのままかじれ。って、実は袋麺の深刻さが伝わってくるテレビCMだったのですね。
とはいえ「袋麺が停滞しているといっても、販売額でいったらまだ1200億円弱もある巨大な市場」ということで、しばらくは安泰のようですが。
個人的には袋麺も好きなので、色々なものを食べたり、食べ方も実践しています。
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