東京駅でちょっと呑みたいなという時に、居酒屋はまあけっこうあるんですけど、酒場的な店がないもんかな、と思っていたのですね。
東京グルメゾンができて「酒場シナトラ 東京駅店」とか「ハイボールバー東京駅 1923」が爆誕してこれはいいと思っていた取材の帰り道、反省会でもしようと立ち寄ったキッチンストリートの「もつ焼き 栄司」もとても良かったんですよ。
東京駅の北側が熱いナウ!
「もつ焼き 栄司」のメニュー
11時から営業しているので酒場といえどランチもあります。特に「麻婆マルチョウ定食」はオススメだと思いますね!
ランチメニュー(定食はごはん、お新香、スープ付き)。
とんテキ定食 980円(Wとんテキ 1,480円)
煮込み定食 850円
麻婆マルチョウ定食 1,050円
ランチビール(小生) 280円
ということですが、伺ったのは15時30分くらい。ランチタイムの後、夜の営業の少し前の時間帯といった感じでしょうか。
それでもさすが東京駅。そこそこお客さんも入っており、大きな荷物を抱えた人も入れ代わり立ち代わり。とりあえず2時間制で、ということで4人席に収まりました。
ドリンクメニュー。ホイスハイボール390円て、場所を考えたら激安じゃないですか!?
生ビールは600円、シャリキンホッピーなら白と黒が選べて520円、中が260円、外が290円。
ガリサワー、レモンサワー、ウーロンハイ、緑茶ハイ、バイスサワーなどは490円。サワー類はちょいお高めでしょうか。
まあでもここは東京駅です。十分に許容範囲。むしろ駅から外に出なくていいのは本当にありがたいです。外は暑いし。
食べ物メニュー。栄司名物となっているのがとんテキ1,050円、もつカレー1本180円、もつ煮込み480円。そして土鍋麻婆マルチョウ1,100円は絶対に気になる一品。鉄板マルチョウ850円。
たん刺し480円、豚ぽん480円、ガツぽん390円、串ものだとハラミたたき450円、上タン260円、ハラミ180円、サガリ180円、シロ180円など、まさにもつ焼き酒場的なメニューが良いです!
壁に貼られたメニュー。まずはおまかせ5本盛りとかを頼んでも良いかもしれませんね。
「もつ焼き 栄司」で呑んだり、食べたり。
まずはホイスハイボールで乾杯。ホイスハイボールというのは、庶民のウイスキーハイボールと呼ばれるもので、焼酎をホイスで割ったものです。詳しくは「ホイスハイボール」とは?という記事をご覧ください。
そもそも目にする機会が少ないので、これを呑みに「もつ焼き 栄司」に行っても良いかもしれませんね。味わい的にはチューハイに近いでしょうか。焼酎ベースだから当たり前ですけど。
もつカレー。カレー味のもつ。もちろん美味しいです。ちょっと銀座「ささもと」のもつ煮込みを思い出しました。
そしてお待ちかねの「土鍋麻婆マルチョウ」です!
土鍋でグツグツした麻婆豆腐の登場です。中にはマルチョウが‥‥!
熱いと麻婆豆腐の辛みをより感じますね。それにしても麻婆豆腐にマルチョウが合うとは。ぷりぷりのマルチョウが麻婆に絡んでとても美味しいです!
これがランチになっているのなら、ぜひとも再訪したいです。
ハラミ串。やや小ぶりですが、いいミディアムレア感。上に乗っているネギですらつまみになります。
390円だったので頼んでみたシャリキン梅割り。
って、シャリキンしか入ってねええええ!
シャリキン=凍った焼酎
一緒に出てきた梅シロップを入れて頂きます。
が、これは1人で2杯も3杯も呑んだらあかんやつや。京成立石の「宇ち多” (うちだ)」を思い出しますねぇ。
豚のあたりめってなんだろうって頼んだら、本当に豚のするめみたいなのが出てきました。これがまたちょびちょび食べながら酒に合うんだ! 最高!
東京駅の中にありながら、大衆酒場のエッセンスが凝縮されたよう酒場でした。これが花の都大東京のど真ん中の東京駅、の中にあるんですよ。恐ろしい、あな恐ろしい!
どこかに支店があるのかなと思ったら東京駅の店だけなんです。なんだよ、ここから老舗もつ焼き店の歴史が始まっているのよ。って気分で、また歴史に触れにいきたいと思います。
ごちそうさま!!!!!
「もつ焼き 栄司」のアクセス・予約
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅八重洲北口 キッチンストリート 1F