浦和レッズの梅崎司が、湘南ベルマーレに完全移籍することが発表されました。10年間、浦和レッズの選手としてプレイしてくれたことに感謝します。
2018シーズンから、MF梅崎 司(30歳)が湘南ベルマーレへ完全移籍することになりましたので、お知らせいたします。
2018シーズンには梅崎司も31歳になります。ケガがあったとはいえ、全盛期よりは出場機会が減っていたのは確かでしょう。「僕は一選手として、もっと成長したい、ピッチに立って躍動したい、その思いが日に日に強くなり、移籍を決断しました」とコメントしているのですが、ここまできたら選手としてピッチに立つ気持ちを大事にして欲しいと思います。
梅崎司というとケガのイメージがどうしてもありますし、しかしそこから復活してきた強い選手でもあります。埼玉スタジアムに戻ってきたら、ブーイングで出迎えたいと思います。もう10年かぁ。ありがとう、梅崎司!
以下、梅崎司のコメントです。
「浦和レッズを愛するみなさま、長年僕を応援してくれたみなさま、来季違う色のユニフォームを来てプレーすることになりました。浦和で10年選手となることができ、このまま大好きな浦和でずっとプレーしたい気持ちと環境を変えて勝負したい気持ちが混在していました。ありがたいことにレッズから最大限に評価してもらい延長オファーもいただきましたが、僕は一選手として、もっと成長したい、ピッチに立って躍動したい、その思いが日に日に強くなり、移籍を決断しました。
本当にみなさんには感謝の言葉しか思いつきません。そして、ここまでプレーできたのは何度怪我を繰り返しても変わらぬ情熱でサポートし続けてくれた浦和レッズというチーム、ファン・サポーターのみなさんがいたからです。何度苦しい場面に陥っても帰りを待ってくれている人たちが、僕の走り回るプレーを見せてくれという人たちが、また積極的な梅らしいプレーを期待しているという人たちが、多くいたからです。どんなときも見捨てず、待っていてくれてありがとうございました。
最後の最後にみんなとACLのカップを掲げられたときはなんとも言い表せない感動がありました。でもそれ以上に怪我を乗り越え、みんなと喜び合えた1つひとつの瞬間が僕にとって宝物です。
長くなりましたが、大きな決意を持って湘南でプレーします。埼スタに帰って来たときは大きなブーイングお願いします。そして、梅らしいプレーを見せます。10年間、本当にありがとうございました」
サッカーに別れはない。