楽天が、携帯キャリア事業へ新規参入することを発表しました。第4世代携帯電話システム(4G)用周波数(1.7GHz帯及び3.4GHz帯)について、総務省の割当受付開始後に、その申請をするということです。これが認められると、楽天は移動体通信事業(Mobile Network Operator)、つまりドコモやau、ソフトバンクと同じMNOとなります。
楽天、第4の携帯会社に 回線に最大6000億円投資という記事になっています。
楽天は2018年1月にも総務省が新たに携帯電話向けに割り当てる電波の取得を申請する方針を固めた。25年までに最大6000億円を調達し、基地局などに投資する。
楽天が携帯キャリア事業参入を表明 2019年中のサービス開始を目指すという記事もありました。
MNOとして名乗りを挙げるに当たり、同社は事業を担う子会社を新設する予定。基地局設置などの設備投資については、同社と設立予定の子会社による借り入れなど、全額を有利子負債でまかなう方針だ。契約者数は「1500万人以上」を目標に据えている。
MVNOの楽天モバイルとは別会社になるのでしょうか。
MVNOからMNOを目指すことになるわけですが、楽天モバイルとの関係性や料金プランの違いなど、色々と気になります。第4のキャリアが登場となると、既存の3社にも大きな影響があるでしょう。
IIJmioは「フルMVNO」を目指すとしていました。
携帯キャリアも抱えることなれば、楽天本体への業績の影響も大きそうです。「一層の成長に向けた新エンジンを搭載することで、Eコマース、FinTech、デジタルコンテンツ、モバイル通信等のサービスを包括的に提供できる世界にも類を見ないユニークな事業会社」となり、より楽天経済圏も大きくなります。
我が家でも楽天モバイルを使用しているので、動向は気になるところです。
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