群馬県に本社のある中堅コンビニ「セーブオン」が、ローソンとメガフランチャイズ契約を締結し、全店舗をローソンに転換すると発表しました。コンビニ業界はどこも生き残りをかけて買収などが相次いでいますが「セーブオン」はローソンのフランチャイズになる道を選びました。セーブオン、ほぼ全店をローソンに転換という記事になっています。
セーブオンが群馬県・栃木県・新潟県・埼玉県・千葉県で展開する501店舗と長野県2店舗を、2017年夏から18年中に順次ローソン店舗へと転換する。転換後はローソン店舗としてチェーン展開を行う。
既に2012年以降に、富山県・長野県・茨城県・福島県・新潟県の5県82店舗は「セーブオン」からローソンに転換していたということです。今回の転換で「セーブオン」全店舗がローソンになります。
セーブオンはスーパー「ベイシア」、ホームセンター「カインズ」を傘下に抱えるベイシアグループのコンビニエンスストアチェーン。
そうだったんだ! 地方に行くと見かけるコンビニというイメージがありましたが、群馬発祥のコンビニでした。
ファミリーマートはココストアを買収しています。「サークルKサンクス」もファミリーマートになります。
トップ3の店舗数は次のようになっています。
・セブンイレブン 19,044
・ファミリーマート 18,240
・ローソン 12,557
ローソンは大きく水を開けられた形になっています。
ネタフルでは次のような記事を書いていました。
▼業界4位の「サークルKサンクス」売却へ → コンビニ業界大再編か?
▼「サークルK」と「サンクス」6,300店舗を「ファミリーマート」に切り替え
▼「サークルKサンクス」6,250店中1,000店を閉鎖へ 〜ファミマとの統合により
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▼「セーブオン」全店舗がローソンに転換へ 群馬名物「焼きまんじゅう」提供店はどうなる? – ITmedia NEWS
インターネット上では「ローソン転換後に焼きまんじゅうはどうなるのか?」といった声が寄せられているが、セーブオンの経営企画部によればローソン転換後の提供については両社で協議中という。
▼500店、ローソンに転換=北関東地盤のセーブオン全店 (時事通信) – Yahoo!ニュース
ローソンは店舗数でセブン―イレブン・ジャパン、ファミリーマートに後れを取っており、中堅チェーンとの提携で店舗網を拡大する。