「ツカサ」の司建物管理が破産手続きという記事より。
不動産業の司建物管理(東京)は4日、東京地裁に自己破産を申請し、破産手続き開始決定を受けた。不動産市況が悪化する中、差し押さえなどで資金繰りが厳しくなった。負債総額は約790億円。
かつては「ウィークリーマンション」を展開していた「ツカサ」ブランドの司建物管理が、負債総額790億円で自己破産、破産手続き開始決定となっていることが明らかになりました。
最近は、物件を所有者から転貸しする業態だったが、2月に債権者により売り上げの差し押さえを受け、行き詰まった。
「ツカサ」といえばウィークリーマンションのイメージが強いのですが、こちらは既に営業権を譲渡しています。
こんな風に表示されるのですが、実際のページにアクセスすると、
1990年以前のデータが削除されていました。よく見ると「2009-03-04 LAST UPDATE」の文字が。今回の破産に合わせて修正したようです。
ソースを見るとコメントアウトされてました。
しかし「司建物管理」に関してはソースからも削除されています。
会社概要を見ると「ツカサ都心開発株式会社」となっており「司建物管理」とは別会社です。
「ツカサ都心開発株式会社」ではマンスリーマンション、レンタルオフィス事業の他「ツカサネット新聞」を展開しています。
ツカサグループ代表の川又三智彦氏のプロフィールを見ると、
1973年 家業の不動産業「司建物管理有限会社」代表取締役社長に就任。
となっています。代表の家業の会社でした。
不動産賃貸の司建物管理、破産申請 負債総額790億円によれば「残るマンスリーマンション、オフィス事業も04年に別会社に譲渡していた」ということなので、この譲渡先が「ツカサ都心開発株式会社」ということなのですね。
ということで、マンスリーマンション事業や「ツカサネット新聞」には影響はないようです。
▼事業に懲りない男に候―ツカサ代表取締役・川又三智彦 (にっぽん実業家列伝)