渋谷駅にありますよね、待ち合わせ場所にもなる「モヤイ像」。実はあの「モヤイ像」は、新島からやってきたのです。モアイじゃなくモヤイ。今回、新島を旅して本場の「モヤイ像」も写真撮影してきました。
渋谷の「モヤイ像」の横には、こんな風に説明されています。
新島には古くから「モヤイ」と呼ぶ美しい習慣があった。それは島民が力を合わせる時のみに使われた。
「モヤイ」は「催合」と書きます。「モヤイ像」には、そんな意味が込められていたのですね。
さて、新島の「モヤイ像」です。
島のあちこちに「モヤイ像」が置かれています。
「モヤイ像」は新島特産の「抗火石(コーガ石)」で作られています。オリーブ色の新島ガラスも「抗火石(コーガ石)」です。
モヤイ像 – Wikipediaによると「新島は昭和50年代には、盛んに日本各地にモヤイ像を制作して寄贈した」そうで、渋谷駅以外にも蒲田駅、竹芝桟橋、茨城県石岡市などにもあるそうです。
「モヤイ像」を彫った新島出身の大後友市氏は、2010年に亡くなっていましたが「モヤイ像」はたくさん残されています。観光客と一緒に石像を彫るという、新島をPRする企画だったそうです。
ぼくが初めて「モヤイ像」のことを知ったのは「ブルーハーツのテーマ」のジャケット写真でしたね。
「tokyo reporter 島旅&山旅」について
東京都の観光PR事業から招待頂き、東京都新島の取材をしています。