バイクがオープンソースでダウンロードできるって本当でしょうか。ダウンロードできるバイク、オープンソースの「Tinker」によると「様々なタイプ・排気量のエンジンが取り付け可能なフレーム」を設計し、既存のパーツで組み立てるバイク「Tinker」が発表されました。
「Tinker」は、オープンソースのオートバイ。スペックをダウンロードすれば、1960年代に英国で流行した“カフェレーサー”スタイルのバイクを誰でも自分で組み立てられるという。組み立てはホームセンターなどで購入できるツールが使用可能で、プロ仕様のものは不要だとしている。
開発者であるエディンバラ・ネピア大学のJack Lennie氏は、イギリスでバイクが廃棄される原因の90%がフレーム破損であることに目をつけ「様々なタイプ・排気量のエンジンが取り付け可能なフレーム」を設計したそうです。
そしてこれがイギリスの展示会「New Designers」で受賞し、注目を集めているようです。
「組み立てはホームセンターなどで購入できるツールが使用可能」ということなのですが、本当にこのフレームがホームセンターのある資材で作成可能なのかどうか、実際のデータがダウンロードできるようになって検証が必要でしょうが、余っているエンジンなどの部品を使って新しい一台を作成する、というのは合理的です。
壊れやすいのはフレームで、様々なタイプのエンジンが取り付け可能なフレームとなれば、日本では難しいかもしれませんが、発展途上国などで器用な人がどんどんバイクを生み出すかもしれません。
Tinker, Open Source Cafe Racer from Jack lennie on Vimeo.
実際に「Tinker」を組み立てている動画もありました。確かに、組み立てには特殊な工具は必要なさそうでしょうか。早い話、このフレームが売り出されればいいのかもしませんね。
興味のある方は「Tinker」をチェックしてください。