仙台発ベンチャーが生んだ超小型のDJ専用ハード『GO-DJ』 がただただスゴイという記事を読み「DJやらないけどなんか欲しいー!」と思ってしまったのが、DJ向けシステムとして開発された「MONSTER GO-DJ Portable」というハードウェアです。DJも音楽も素人だったという人が開発したそうですよ、驚き。で、Amazonにあったの!
前職の音源チップ半導体での経験もあり、音をすばやく出す、再生速度を変える、複数の音を同時に出して音を混ぜるなどのノウハウはありました。これらの要素技術を組み合わせれば「ポータブルDJ機器がつくれるのでは?」と。マーケット規模は未知数であるものの、技術的な側面から見て誰もがつくれるものではなく、ベンチャーならではのニッチ市場だと考えました。
ポータブルDJのシステムというのはこれまでにも見たことがありましたが「MONSTER GO-DJ Portable」が目を引いたのは、ただただカッコイイという点です。iPhoneを2台繋いだようなフォルムとでも言うのでしょうか、なんだか所有欲を満たしたくなります。
どうして仙台で起業したのか、という話はぜひ記事で読んで頂くとして、転機がTwitterもブレイクしたきっかけになったアメリカのイベント「SXSW(サウスバイサウスウェスト)」への出展で、斜め向かいにモンスター社のブースがあり、社長から声をかけられたのだそうです。
私が手にしていたGO-DJを見て、「なんで、それを持っているんだ」と言うんです。実はすでに製品を知っていて、目を付けていたと。彼らはヘッドホン、ケーブル、スピーカーなどは持っていましたが、中核になる音を鳴らすハードウェアを探していたんです。
奇跡が起こった瞬間とでもいうのでしょうか。既に製品に関しては知られていたということなので、いずれ連絡は来たのかもしれませんが、この偶然の出会いはライセンス契約を進める上で良い方に繋がったでしょうね、きっと。そして、現在はモンスター社が海外12カ国で販売しているそうです。
Amazonでは17%オフの53,498円で販売されていました。Amazonカスタマーレビューによると「開発の担当の方がBBSやtwitterで利用者の声を聞き、どんどん機能の改善や追加が行われ続けている」ということで、製品を購入する上の重要なポイントになりそうですね。こういうのいいですよ。ファームウェアアップデートが実施されているそうです。
▼MONSTER GODJ Portable, Stand-Alone DJ System and Production Studio【正規代理店品】