東京タワーのエレベーター事故、45年間交換されていない滑車の老朽化と結論

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2013年9月に、東京タワーでエレベーターで窓ガラスを鉄板が突き破る事故があったのですが、設置後に45年間交換されていなかった滑車の老朽化が原因と結論づけられたそうです。45年以上、部品交換なし 東京タワーエレベーター事故という記事です。

報告書によると、機械室で鋼板を留めていたネジの一部が外れ、6本あるワイヤロープの1本も破断していた。破断の原因は、ワイヤロープと接触してエレベーターを動かす滑車に複数ある溝が経年劣化によって一部分だけが深く削られ、段差ができたせいだった。

滑車はエレベーターが乗客用に回収された1967年以降、一度も交換がされていなかったそうです。点検でも「異常なし」とされていたそうですが、こういうことが起こり得るんですよね‥‥。

ぼくは自他共に認める高所恐怖症なのですが、高い所が怖い理由に、こういう人為的というか、どうしても回避できない事故があるのが怖いのです。そんなこといったって偶発的に事故は起こるものでしょ、という話なのですが、でもそれが怖いのです。

もちろん、東京タワーのエレベーターに乗っても怖いし、ジェットコースターとか以ての外ですね。わざわざリスクを冒してまで乗りたくないと思ってしまいます。事故に遭遇する確率は凄く低いと思うのですが、でも、それが恐怖なんですよねぇ。高い所も怖いですが、日常的にはそこで発生する可能性のある事故が怖いです。