Amazon Kindleに山上たつひこ・いがらしみきおの「羊の木(5)」がありました。イブニングで連載されていた、読むこと不快な気分になるんだけど、続きが気になったマンガです。
犯罪を犯し刑期を終えた元受刑者を地方都市へ移住させる政府の極秘更正事業の舞台となった魚深(うおぶか)市。 市長・鳥原秀太郎(とりはら・しゅうたろう)は一般市民には何も知らせずに過去を隠し元受刑者11人を受け入れたが……。元受刑者たちをよそに暴走する一部住民たち! のろろの仮面を被った凶悪なる者の正体は!? 天才二人が描く問題作、ついに完結!
原作の山上たつひこは、言わずとしれた「がきデカ」を描いたマンガ家です。そして、いがらしみきおは「ぼのぼの」です。しかし、ギャグマンガではなく、シリアスな展開で、不条理というかなんというか、読むたびに心にもやもやしたものが残るマンガでした。
それは不快なんですけど、ついつい続きが読みたくなってしまったんですよね。イブニングを購入して、最初に読んでいたこともあるくらいです。
5巻で完結したのですが、終わり方も終わったような終わってないような? これまた、心にもやっとしたものが残っています。改めて1〜5巻まで通して読んでみたい作品でした。
羊の木(5)[Kindle版] | ||||
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